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花園で戦うラグビー女子東軍代表は生徒会長 岐阜第一高の青木菜々美がスクラム押します

2019年12月26日 16時59分

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岐阜第一高2年の青木菜々美

岐阜第一高2年の青木菜々美

 岐阜第一高2年の青木菜々美(17)が27日、大阪・花園ラグビー場で東軍と西軍に分かれて対戦する「U18花園女子15人制」の東軍メンバーとして初出場する。ずっと目指してきた夢の舞台。「スクラムを押して、体を当てる。自分らしいプレーを見せたい」と意気込む。
 ポジションは右プロップ。W杯日本大会で、スクラムを押してほえた日本代表の具智元(25)=ホンダ=と同じだ。「あの具選手がガッツポーズをするんだ、と少し驚いた。稲垣選手、堀江選手の活躍もあって、スクラムへの注目度が高まってうれしかった」
 プロップはスクラムの最前列で、相手の顔と耳を擦り合わせて組み合う。女性なら敬遠しそうだが、青木は違う。「私はボールを蹴ったり、人を抜いたりと派手なプレーはできない。その分、自分にしかできないプレーにフォーカスしている」
 SHが少しでもパスを出しやすいように、体を張って敵の壁を押す。スクラムでは仮に押されても、BKにボールを供給する最低限の役割を果たそうと考える。「ボールに触っていなくても、BKにいいボールを出せれば点を取ってくれると思っている」
 ラグビー経験者の父禎憲(よしのり)さん(46)の影響を受け、5歳で楕円(だえん)球に触れた。小学6年時は、男子も交じるスクールで主将を務めた。「チームの男の子が自分のことを認めてくれたことがうれしかった。それが、今もラグビーを続けられている理由のひとつ」。男子にも負けない激しいプレーで、信頼を勝ち取ったことが自信となった。
 11月下旬の東軍選考合宿では当初、2軍扱いだったが、持ち前のガッツを全面に出して大舞台への切符をつかんだ。国立大進学を目指す青木は「人前で話すのが好き」と学校創立以来初の女性生徒会長にも就いた。
 試合は、男子の全国大会開会式後の午前11時20分に始まる。対峙(たいじ)するのは、高校最強と言われる石見智翠館の面々。「8人全員でスクラムを押したい」。あふれるラグビー愛、プロップ愛で立ち向かう。

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