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名古屋からF1を目指す14歳!野村勇斗「バトル楽しい」卓球部もバスケ部も…すべてはカートのため

2020年3月6日 22時07分

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「カートで勝ち続けてF1レーサーを目指す」と話す野村勇斗

「カートで勝ち続けてF1レーサーを目指す」と話す野村勇斗

国内最高峰・全日本カート選手権OK部門デビューへ

 名古屋から日本の頂点、そして世界へ―。レーシングカートのジュニア世代トップの名古屋市平田中2年・野村勇斗(14)=Ash=が今年、国内最高峰の全日本カート選手権OK部門に初参戦する。すでに海外レース出場も果たし、夢のF1デビューへの第一歩となるフォーミュラカー練習も始める予定。猛スピードで進化を続けている。
 まだまだあどけない14歳の表情が、レースの話になるとぐっと大人びる。今年、カートレースの全日本選手権OK部門に初参戦する野村は「カートならではの接近戦、バトルが楽しい。強気が自分の武器」と、4~11月の全10戦で競う国内トップレベルのレースを心待ちにしている。
 わずか5歳でコースに出てから、カートが生活の中心にある。名古屋市平田小は体幹強化のためにバスケットボール部に所属し、中学では反射神経や動体視力を磨くために卓球部に。誕生日プレゼントは、タイヤやエンジンが当たり前という。
 中学2年にして競技歴10年と経験は十分。昨年9月に日本選手権よりも一足早く、フィンランドで開かれた世界選手権デビューを果たしたのが、周囲の期待の表れだ。
 さらに今年2月にはイタリア遠征も。出場85台から34台まで絞り込まれた決勝に進出し、日本選手3人で最高の18位。「欧州王者と走れたのは貴重な経験だったけど、もうちょっと上に行けたと思う」と、悔しさをにじませて振り返る姿が頼もしい。
 そんな才能で「もちろん、将来はF1レーサーになりたい」という夢の実現へ道も切り開く。F1日本グランプリが行われる鈴鹿サーキットを拠点とするレーシングスクールで、海外経験やフォーミュラカーの練習を積む新設クラスの第1期生2人にも選ばれた。
 その鈴鹿サーキットが今年、全日本選手権の最終戦の舞台となる。「結果を残す意識を大事にする」と国際的コースで参戦初年度Vを飾り、世界にアピールする。
 ▼野村勇斗(のむら・ゆうと)2005(平成17)年11月12日生まれ、名古屋市西区出身の14歳。170・5センチ、57キロ。5歳でカートのコースデビュー。12年、小学1年でキッズ全国大会2位となって翌年、同大会で優勝。その後も各クラスで頂点に。昨年は若手が競う全日本選手権のFS125クラスを最年少で制した。目標のレーサーは、10年にF1史上最年少の23歳134日で総合優勝したセバスチャン・ベッテル(ドイツ)。

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