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[卓球]V6大本命だった愛工大名電 「チームがさらに結束するきっかけを失った」と今枝監督

2020年3月26日 14時36分

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練習に励む愛工大名電の選手たち

練習に励む愛工大名電の選手たち

◇無念の春(2)=幻の高校選抜大会代表校の今

 卓球の愛工大名電は、昨春の全国選抜大会で5連覇を達成した。1、2年生中心で臨み、4連覇を果たした昨夏の高校総体メンバーから抜けたのは、たった1人。今選抜は戦力的に群を抜いており、6連覇は確実視されていた。
 それだけに選手の悔しさはひとしおだ。「先輩たちがつないできた連覇を、自分たちの代がつなげないのは残念」。新3年生の曽根翔主将は、歴史を刻めなかった仲間の気持ちを代弁する。
 創部は1931(昭和6)年。あまたの日本代表選手を育て、今年で90年目を迎える伝統強豪校は日本一になることが使命だ。戦わずして責任を果たせず、気持ちの行き場を失った。
 「チームがさらに結束するきっかけを失った」とは今枝一郎監督。選抜は団体戦だけで、個人戦はない。個人戦が中心の競技ゆえ、チームづくりにも影響があると言う。
 ただ、選手も監督も中止の判断に異論はない。既に気持ちを切り替えている。新型コロナウイルスの影響でこの1カ月間は対外試合がなかった。昨夏の高校総体個人戦で準優勝し、ワールドツアーにも参戦する新2年生の左腕、篠塚大登にとっても初体験のようだ。「モチベーション維持に難しい面もあるけど、強くなれるチャンス。課題を修正し、武器にするぐらい磨き上げたい」。これまでまとまった練習時間を取れなかったため、ポジティブに受け止めている。
 見据えるのは次の高校総体と国体。「選抜が全てじゃない。一つの通過点。この悔しさをインターハイにぶつける」と曽根。力を蓄えた愛工大名電はさらに手ごわくなってくる。

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