本文へ移動

北信越56年ぶり決勝再試合 啓新VS星稜は延長15回ドロー

2018年10月23日 02時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
延長15回引き分け再試合となってホッとした表情を見せる啓新ナイン=ハードオフ新潟で(川越亮太撮影)

延長15回引き分け再試合となってホッとした表情を見せる啓新ナイン=ハードオフ新潟で(川越亮太撮影)

 啓新(福井3位)と星稜(石川1位)がともに譲らず、2-2で延長15回引き分け再試合となった。星稜が終盤まで2点をリードしたが、啓新が8回に2点を挙げて追いつき、9回からは両校の投手が得点を許さなかった。今大会は準決勝まで延長タイブレーク制だが、決勝は適用されない。新潟県高野連によると、決勝の引き分け再試合は1962年秋季大会で延長15回日没再試合となった富山商-金沢市工(石川)戦以来、56年ぶり3度目。再試合は23日午前10時からハードオフ新潟で行われる。
 耐えた。啓新ナインは最後まで集中力を切らさなかった。同点で迎えた延長15回も星稜の攻撃を3人で抑えて試合終了。引き分け再試合にホッとした表情をみせたナインの踏ん張りに、植松照智監督(39)は感心しきりの表情をみせた。
 「決勝をもう一試合できるということは、成長の証拠でしょう。プロも注目している星稜の奥川君を苦しめることができたのは収穫です」。穴水主将は「耐えて耐え抜く啓新の野球ができました」。V候補筆頭といわれた星稜と互角の試合ができたことに胸を張った。
 引き分け再試合を呼び込んだのは浦松の好救援だった。同点に追いついた直後の8回にマウンドに登ると、横手からの直球に変化球を織り交ぜて勝負。任された8イニングのうち4度も得点圏に走者を進められたが、巧みなコーナーワークで後続を断って無失点。延長15回は握力がほぼなくなりながらも気力で投げきった。
 「直球ではなく、(投球の)技を出していこうと思った。今はやっと終わったという感じ」と浦松。打線も8回に星稜が守備でみせた隙を見逃さない粘りが光る。そんなチームの特徴を穴水主将はこう評する。「全員一丸となって、泥くさく立ち向かうことです」。23日の再試合も星稜に食らいつき、2012年の創部から初めてとなる北信越の頂点へ駆け上がる。 (川越亮太)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ