本文へ移動

[剣道]私学の壁破って11年ぶり晴れ舞台のはずが…気持ち切り替える明和「インターハイ予選、全力で」

2020年3月29日 00時02分

このエントリーをはてなブックマークに追加
昨秋の県新人大会で選抜大会出場を勝ち取った明和の選手ら(提供写真)

昨秋の県新人大会で選抜大会出場を勝ち取った明和の選手ら(提供写真)

無念の春(5)=幻の高校選抜大会代表校の今

 愛知県春日井市で26日から開催される予定だった剣道の高校選抜大会は、明和の男子剣道部にとって11年ぶりの晴れ舞台になるはずだった。長い間、私学に全国への道を阻まれてきただけに山下鈴之助主将(2年)は「OBが防具を新調してくれたり、学校も壮行会を開いてくれたりした。行くぞ、という意識が上がっていたので悔しい」と無念さを隠さない。
 今回、愛知県からは3校が出場予定だった。選抜大会の予選を兼ねた昨秋の県高校新人大会で優勝した岡崎城西、準優勝の桜丘と、3位決定戦で名古屋大谷を破った明和。山下は個人戦でも4強入りするなどチームを引っ張った。
 私学に比べると、練習環境は恵まれていない。「練習量では私立に勝てないので、質を高めて差を埋めようと考えている。何が足りないのかなど、自分たちで意見を出し合いながら稽古をしている」と山下。地道な練習が実り、勝ち取った選抜大会出場だった。
 3日に大会の中止が決定。直後に禁止された全体練習は、まだ再開されていない。部員は各自、ランニングや素振りなどで調整するだけ。強豪私学が練習を始めたというニュースを聞き、歯がゆさを感じることもある。
 山下も、必死に気持ちを切り替えようとしている。「大会がなくなったのはしょうがないこと。インターハイ(全国高校総体)の予選まで2カ月もない。全力でがんばって、もう一度、全国の舞台へつながる切符をつかみたい」。打倒私学を目指し、残り少ない時間に青春の全てを燃焼させる。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ