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竜の兄・翔太と「プロで投げ合う」 ドラフト待つ静岡産大・鈴木彩隼

2018年10月25日 02時00分

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リラックスした表情でキャッチボールをする鈴木彩隼=静岡県磐田市の静岡産大で(志村拓撮影)

リラックスした表情でキャッチボールをする鈴木彩隼=静岡県磐田市の静岡産大で(志村拓撮影)

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 25日のプロ野球ドラフト会議を翌日に控え、静岡産大の鈴木彩隼(あやと)投手(4年=浜北西)が、兄の中日・鈴木翔太投手(23)に続く指名を待つ。中日を含む4球団から調査書が届いた右腕は24日、静岡県磐田市の静岡産大で取材に応じ「翔太と投げ合いたい。全球団OKです」と話した。

4球団から調査書

 兄と同じ世界に飛び込む第一歩となるドラフト指名を、鈴木彩隼が心待ちにしている。「翔太と同じ舞台で投げ合いたい。違う世界にいるとずっと思っていたけど、大学で成長して目標になった」とリラックスした表情で語った。
 生まれて初めての兄弟での投げ合いが、自信と成長につながった。8月4日、彩隼は東海学生選抜の一員として中日2軍を相手に、救援で2イニング無失点。スライダーを武器に3奪三振と見せ場をつくった。
 「しっかり抑えることができて、プロでやってみたいと思えた」。そんな転機の一戦、相手の先発マウンドに立ったのは兄だった。
 時には重圧となった鈴木翔太の弟の看板。今は「弟っておかげで見てもらえ、アピールにもなった。プラスのほうが多かった」と、余裕を持って振り返ることができる。

育成なら社会人へ

 萩原輝久監督(54)によると、中日に加えて広島、DeNA、日本ハムの計4球団から調査書が届いている。全球団OKだが、育成枠指名の場合は社会人野球に進む方針という。
 指名の瞬間を思い描いた彩隼は「翔太には多分、伝えないと思います」と宣言した。一番の恩返しは、プロの1軍の舞台での兄弟対決。大きな夢を胸に、最速147キロ右腕が運命の日を迎える。 (志村拓)
 ▼鈴木彩隼(すずき・あやと) 1996(平成8)年7月16日生まれ、浜松市出身の22歳。180センチ、78キロ、右投げ右打ち。小学1年の時に浜北スモールジャイアンツで野球を始め、中学時代は浜松シニアに所属。浜北西高では2年秋からエース。3年夏は2回戦で敗退した。静岡産大では、2年春に完全試合を達成。4年秋のリーグ戦は8勝0敗だった。

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