自民・岸田政調会長 愛するカープと総裁選を重ね合わせ「何が起こるかわからない」最後まで勝利信じて戦う!

2020年9月6日 05時00分

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元広島カープの黒田博樹さんのユニホームに袖を通して、総裁選への意気込みとカープ愛を語った自民党の岸田文雄政調会長

元広島カープの黒田博樹さんのユニホームに袖を通して、総裁選への意気込みとカープ愛を語った自民党の岸田文雄政調会長

  • 元広島カープの黒田博樹さんのユニホームに袖を通して、総裁選への意気込みとカープ愛を語った自民党の岸田文雄政調会長
◇在京スポーツ7紙合同インタビュー
 安倍晋三首相(65)の後継者を選ぶ自民党総裁選への立候補を表明した岸田文雄政調会長(63)は5日、東京・自民党本部で在京スポーツ7紙の合同インタビューに応じた。菅義偉官房長官(71)の優勢が伝えられるが、岸田氏は愛する広島カープのユニホームを着て、「人生、野球もそう。政治の世界も何が起こるかわからない。自分がリーダーになるんだという強い思いを持って努力していく」。最後まで勝利を信じて戦う姿勢をアピールした。
 「私のすべてをかけて臨む。国民の協力を引き出せるリーダーを目指していきたい」と語った今月1日の出馬表明から4日。岸田氏はこの日、午前6時に起床すると、山梨、静岡を巡って帰京し、合同インタビューに臨んだ。
 記者たちを迎えたのは大ファンという広島カープのユニホーム姿になった岸田氏だった。背番号「15」。黒田博樹元投手がつけていた番号だった。「広島の全国的なスターですから。野球も人生もいいことばかりじゃない。カープも近いうちにまた、日本一になれると思っている。ぜひ自分自身をその姿に重ねて努力したいと思ってね」
 祖父、父とも衆院議員を務めたサラブレッド。政界きってのイケメンと言われ、人柄の良さを評価されてきた。一方で「地味」「リーダーシップに欠ける」とも。
 そんな声には「反論するのは潔くないと思ってます。自分と態度と行動で応えていくしかない」ときっぱり。出馬表明後はテレビ番組に連日出演するなど、イメージアップ戦略を展開中。32年連れ添った裕子夫人もテレビの取材に応じるなど、ファミリー総出の戦いだ。4日には記者団に「親しい仲間からはキッシーと呼ばれてる。そう呼んでもらえたらありがたい」と砕けた様子で呼び掛けた。
 「政策だけじゃなく、僕がどんな人間かってことも国民の関心事だと思う。キッシーも私を知ってもらう手掛かりになるんじゃないかと思って」
 総裁選の論点になる新型コロナや経済対策、東京五輪開催については「特に訴えたいのはPCR検査。医療における検査はもちろん重要ですが、経済、社会を動かすためのPCR検査を充実させることが大事なことだと思う。人、金を動かすために検査を有効に使わないといけない。オリンピック開催に向けても重要なポイントになると思う」と主張した。
 岸田氏に先駆けて3日にスポーツ紙の合同インタビューに応じた菅氏は自らを将棋の駒に例え、「香車」と表現。同じことを岸田氏に向けると「やはり王将かな。リーダーを目指して戦っているんだから。自分が王将になる、という強い思いを持って努力する。そんな身でありたい」と力を込めた。
 ▼岸田文雄(きしだ・ふみお) 1957 (昭和32)年7月29日生まれ、東京都出身。早大法学部卒業後、長期信用銀行に入行。衆議院議員秘書を経て93年に衆院に初当選し、連続で計9回当選。選挙区は広島1区。内閣府特命担当大臣、外務大臣、防衛大臣、自民党国会対策委員長などを歴任。2017年に党の政調会長に就任。党内派閥「宏池会(こうちかい)」の会長も務める。祖父は元衆院議員の岸田正記、父親は元衆院議員の岸田文武。1988年に裕子夫人と結婚し、3男がいる。

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