愛工大悲願の1部昇格なるか
2018年11月4日 02時00分
愛工大が愛大に2-1で先勝し、2012年春以来の1部への昇格に王手をかけた。愛工大は先発した左腕・中村光汰投手(3年・九州国際大付)が9イニングで8安打1失点と好投。打線は同点の6回、7番・土居竜丸捕手(4年・岐阜各務野)の適時三塁打で勝ち越して愛大を振り切った。
勝利の瞬間、愛工大ナインに安堵(あんど)の笑みが広がった。9回は2死満塁まで攻め込まれたが、最後の打者を二ゴロに。完投勝利の中村は胸をなで下ろした。
「1つずつアウトを重ねようと思っていた。自分の役割を何とか果たせて、ホッとしています」。調子があまりよくない中、丁寧に低めを突く粘投。8安打されながら1点しか許さなかった。プロ野球・ロッテ時代に首位打者を獲得した平井光親監督(51)も「中村は最後までよく投げてくれました」と合格点を付けた。悲願の1部昇格まであと1勝だ。 (川越亮太)
▽1回戦
愛工大(2部優勝) 000011000―2
愛大(1部最下位) 000100000―1
(工)中村-土居
(愛)緒方-観音寺
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