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プロ出身監督がほれたキャプテンシー リーグMVP男、次の夢は軟式日本一

2018年11月30日 02時00分

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来春から軟式野球のフタバ産業(愛知)でプレーすることになった名城大の光部

来春から軟式野球のフタバ産業(愛知)でプレーすることになった名城大の光部

 今秋の愛知大学野球秋季リーグ戦(中日スポーツ後援)で最優秀選手選手賞(MVP)に輝いた名城大の光部皓稀内野手(4年・名古屋国際)が来春から軟式野球のフタバ産業(愛知)でプレーすることになった。強烈なキャプテンシーで25季ぶり10度目の優勝の原動力となった男は、来年1月の中日スポーツ杯争奪愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦(中日スポーツ共催)での“軟式デビュー”が濃厚。大学野球で成しえなかった日本一の夢を追い続けていく。
 追いかけるボールは変わっても、目指すものはこれまでと同じだ。今秋の愛知大学野球リーグ戦でMVPを獲得した光部。来春からは軟式野球にプレーの場所を移す。現在は自主練習で汗を流しながら、新しい舞台への思いを膨らませている。
 「野球をもう一度できることには変わりはないので…。次のステージが今から楽しみです」
 今秋はチーム4位の打率2割7分5厘。巧打に加えて、二塁を守って10試合で1失策の堅守も光る。何よりの持ち味は野球にかける熱い思いだ。常に全力のプレーを心掛け、主将としてもリーダーシップを発揮した。そんな光部にひかれたのがフタバ産業の柴田亮輔監督(31)だった。
 「彼の人間性が本当に好きで…」。愛工大名電高やプロ野球のオリックスやソフトバンクでプレーした経験を踏まえて、「常にひたむきな光部なら成功する」と勧誘。大学で肩を痛めたことから野球をやめることも考えた光部を「君はウチに必要だ。社業でも活躍してほしい」と説得した。
 その熱意にうたれた光部は「一生ついていきたいと思いました」。来年1月の試合までに軟式のボールに慣れるため、12月に練習へ参加することも決まった。最終的に目指すのは軟式野球の頂点・天皇杯。名城大のチームメートだった宮津や市川、堀井、リーグでしのぎを削った中部大・今井ら軟式に進む選手も多いが、ひるんではいない。
 「やるからには頂点を目指すだけ。どんな場面でも全力でいくことは変わりません。自分の良さを出してチームに貢献して、信頼される選手になりたいです」。大きな志を抱いて、大学野球から新しい世界に羽ばたいていく。 (川越亮太)
 ▼光部皓稀(みつべ・こうき) 1996(平成8)年11月13日生まれ、愛知県半田市出身の22歳。168センチ、67キロ、右投げ右打ち。乙川東小2年の時に野球を始め、乙川中時代は硬式少年野球の知多東浦シニアでプレー。名古屋国際高時代は春夏の甲子園大会への出場はなく、3年夏の愛知大会は1回戦で旭野高に敗れた。名城大では1年秋からリーグ戦でベンチ入り。2年秋と3年秋には明治神宮野球大会に出場し、4年秋には主将として愛知大学野球リーグ戦で優勝した。

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