トヨタ野球部に異例30代新監督 藤原さん「名門と言われるように」
2018年11月28日 02時00分
社会人野球、トヨタ自動車(愛知)の新監督に、OBの藤原航平さん(39)が12月1日付で就任する。藤原新監督は27日、名古屋市中区の中日スポーツ総局を訪問し、都市対抗大会の連覇を目標に掲げた。
藤原新監督は北海高(北海道)-中大を経て、2002年にトヨタ自動車に入社。巧打の外野手として活躍し、補強選手を含め、現役の10年間で都市対抗に9度、日本選手権に8度出場した。
12~15年にコーチを務めた後は社業に専念していたが、監督として3年ぶりに野球部に復帰する。16年に都市対抗初制覇、17年に日本選手権優勝に導いた桑原大輔監督(44)は退任する。
トヨタ自動車では異例と言える30歳代での監督就任に、藤原新監督は「話を聞いたときは驚いた。激戦の東海地区を勝ち抜いて、都市対抗連覇を目指したい。まだ成し遂げていない連覇を達成することで、名門と言われるチームになりたい」と意気込みを語った。今年の都市対抗は2回戦敗退だっただけに、高いハードルを課して、チーム力を引き上げる。 (麻生和男)
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