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直球も根尾フォークも精度UP 星稜・奥川、春こそ日本一つかむ

2019年1月24日 02時00分

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甲子園での快投を期して練習に励む星稜の奥川恭伸投手=金沢市の同校で(川越亮太撮影)

甲子園での快投を期して練習に励む星稜の奥川恭伸投手=金沢市の同校で(川越亮太撮影)

  • 甲子園での快投を期して練習に励む星稜の奥川恭伸投手=金沢市の同校で(川越亮太撮影)
  • 打撃力アップに向けてバットを振る星稜ナイン
 春こそ全国の頂点に立つ。一般選考で北信越地区からの選出が有力な星稜(石川)に共通する思いは一つだ。昨秋の北信越大会優勝、明治神宮大会準優勝のチームを代表して、山瀬慎之助主将(2年)が言い切る。
 「全国制覇という目標が明確にあるんで…。チームは、戦う集団になっていると思います」
 この思いはエースの奥川恭伸投手(2年)も同じだ。今は甲子園のマウンドでの快投に向け、着々と力を蓄える。もちろん、先頭に立ってチームを引っ張っていく気だ。
 「ちょっとだけど、日本一の景色が見えるようになった気がする。今度こその思いは強いです」
 最速150キロの直球に加えて、鋭いスライダーやフォークが武器の好右腕。プロも中日が今秋ドラフトでの1位指名候補に挙げるなど注目する。しかし、本人は至って冷静な目でこう語る。
 「昨秋の神宮大会はチームも自分も足りないところが出た」。3試合で26三振を奪ったが、決勝は札幌大谷(北海道)に1-2で敗れた。その雪辱がかかるセンバツに向け、チームは今冬、新たな取り組みを試みた。
 昨年末、沖縄県で6日間の合宿を実施。暖かい気候の中、全員同じメニューをこなすことで競争を促し、チーム力の底上げを図った。直球に加えて、中日のドラフト1位・根尾昂(大阪桐蔭高)直伝のフォークなどのコントロールの精度を上げることに力を入れる奥川も大きな刺激を受けた。
 「今までにない試みで自分を追い込めた。いい刺激になりました」
 石川県勢の甲子園優勝はなく、地元は「今度こそ」と期待をかける。この思いを理解するからこそ、ナインは声をそろえる。「紫紺の大旗を金沢へ」。悲願ををかなえるため、準備を着々と進めていく。 (川越亮太)
 星稜ナインが今冬の練習で力を入れているのが新チーム発足時から課題といわれている打撃力の向上だ。特に、昨秋の明治神宮大会決勝の札幌大谷戦で1安打に抑えられたことから、どんな好投手が相手でも対応することができるように、素振りやティー打撃などバットを振ることに時間を割いているという。林監督は「打撃はいろいろなアプローチをしています。1日たりとも無駄にせずやっていくことが大事です」と話していた。

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