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東邦狙う平成最初と最後のV 石川父子でセンバツドラマ

2019年1月23日 02時00分

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甲子園での必勝を期して、だるまに目を入れる東邦の石川昂弥主将=愛知県東郷町の同校グラウンドで

甲子園での必勝を期して、だるまに目を入れる東邦の石川昂弥主将=愛知県東郷町の同校グラウンドで

 第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)の出場校が、25日の選考委員会で決まる。一般選考(明治神宮大会枠1校を含む)の29校と「21世紀枠」の3校の計32校が選出される。東海地区から一般選考での選出が有力視されているのが、昨秋の東海大会で優勝した東邦(愛知)だ。狙うは1989年以来、単独最多5度目となる優勝。平成最初&最後の春の日本一を目指す。
 待ちに待った正式決定が、いよいよ近づいてきた。昨秋の東海大会を制し、2年連続出場が確実となっている東邦は、甲子園に向けて、日々厳しい練習に励んでいる。
 「本番に向けて、チームとして、いい雰囲気でできている」と今秋ドラフト上位候補の主将、石川昂弥三塁手(2年)。
 2年ぶりに出場した昨年は、初戦で花巻東(岩手)に敗戦。石川は「去年は出場を確実にした時点で満足してしまっていた。そこから伸びなかった」と振り返った。その反省から、今年は慢心を排除。打撃練習後などの球拾いを早く行う、積極的に声を出すなど、基本の徹底を、石川を中心に確認した。昨年末には愛知県内で合宿を敢行。打って、走って、ノックを受け続けた充実の4日間を経て、ナインはより一層たくましさを増した。
 掲げた目標は、4度で並んでいる中京大中京(愛知)を抜いて、単独最多となる5度目の優勝。さらに、もう1つ、大きなテーマがある。左腕・山田喜久夫さん(元中日投手)を擁して前回優勝した1989年は、平成最初のセンバツ。そして、今年は平成最後の大会となる。つまり、平成の最初&最後の優勝が、東邦には懸かっている。
 「意識している。そういう話題があると、できるのではないかという自信になる」と石川。
 実は、東邦OBの石川の父・尋貴さんはベンチ入りこそかなわなかったが、89年優勝時の3年生。さらに、山田さんの長男・斐祐将(ひゅうま、2年)と次男・聖将(しょうま、1年)も、現役の東邦野球部員という縁もある。父が平成最初、息子が平成最後の年に優勝を勝ち取れば、これ以上ないドラマが完成する。
  (麻生和男)

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