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【愛知】ひんやりマスク始めました 江南の繊維会社「維研」開発

2020年9月5日 05時00分 (9月5日 05時00分更新)
維研で開発した冷感マスクを手にする町田社長=江南市河野町で

維研で開発した冷感マスクを手にする町田社長=江南市河野町で

 江南市河野町の繊維会社「維研」が、接触冷感生地を開発し、着用するとひんやりと涼しく感じるマスクを製造・販売している。九月に入っても暑い日が続く。マスク着用による熱中症のリスクが高まる恐れがあり、効果が期待される。 (鈴木里奈)
 同社はオーダーカーテンの生地などを製造販売している。新型コロナウイルス感染症が流行し始めた頃、マスクを手に入れるため薬局に並ぶ社員を見たのがきっかけで、三月下旬から布マスクの製造を始めた。四月から抗菌、冷感効果のあるマスクの開発に乗り出した。
 銀イオンの抗菌性に着目して開発を進めていたところ、熱伝導率の高さから放熱して熱を逃しやすく、冷感効果があることが分かった。そこで生地の素材であるポリエステルを作る際に銀イオンを繊維に練り込んだ。保温性を調べた結果、不織布マスクの40%に対し、自社の冷感マスクは17%と半分以下だった。
 開発資金はクラウドファンディングで募り、十五日間で百二十一人から約四十三万円が寄せられた。製品化し、着用しても蒸れないマスクを完成させた。冷感素材をつくる技術を七月七日に特許出願し、販売を始めた。町田正浩社長(63)は「糸や織物に対する知識...

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