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センバツ最多V目指す東邦 142キロ左腕・植田がキーマン

2019年1月30日 02時00分

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センバツでの復活が期待される東邦の植田結喜投手=愛知県東郷町の同校グラウンドで

センバツでの復活が期待される東邦の植田結喜投手=愛知県東郷町の同校グラウンドで

  • センバツでの復活が期待される東邦の植田結喜投手=愛知県東郷町の同校グラウンドで
 第91回センバツ高校野球大会に出場する32校が出そろった。中部地区から出場するチーム、注目選手を4回にわたって紹介する。2年連続30度目出場の東邦(愛知)は単独最多となる5度目の優勝と、1989年に続く平成最初&最後の春王者を目指す。キーマンは、不調だった昨秋からの復活が待たれる左腕・植田結喜投手(2年)。
 復活が待たれる。植田は最速142キロの直球を投げる好左腕。切れのあるスライダーも武器だ。秋は不振で本来の投球ができなかったが、本番に向けて上向いている。「甲子園では、相手を圧倒するような投球をしたい」と表情を引き締める。
 昨夏の西愛知大会で自己最速を更新するなど、140キロ台を連発。新チームではエースと期待されたが、スランプに陥った。投球の際に上半身と下半身のバランスが崩れ、制球が乱れた。フォーム修正に専念したため、背番号1で臨んだ秋季県大会は決勝の中京大中京戦まで登板できなかった。東海大会は初戦の準々決勝、準決勝と2戦連続で先発したものの、準決勝の中京学院大中京戦は4回途中、3安打、自責点3で降板させられた。
 「悔しかった。(センバツ出場を)自分の力でつかみ取ったという感じはしない」。東海大会では、三塁手が本職のドラフト上位候補スラッガー、石川に背番号1を譲った。この悔しさも、植田の背中を押している。
 浜松市出身。中学時代は、元メジャーリーガーの野茂英雄さんが総監督を務める「NOMOジャパン」に選ばれた逸材だ。静岡県内の強豪校からも勧誘があったが、「プロになるなら東邦」と県外の名門を選択した。昨年センバツでも背番号18でメンバー入り。だが、登板機会はなかった。今年に懸ける思いは強い。
 「甲子園は外から見るのと、中から見るのでは全然違う。今年こそマウンドに立ちたい」。打線は昨秋17試合で打率3割8分6厘、14本塁打と屈指の破壊力を誇る。植田ら投手陣が甲子園で本来の投球を披露できれば、目指す頂も見えてくる。 (麻生和男)
 ▼植田結喜(うえだ・ゆうき) 2002(平成14)年2月1日生まれ、浜松市出身の16歳。176センチ、75キロ、左投げ左打ち。小学1年から雄踏野球スポーツ少年団で野球を始めた。中学時代は浜松ボーイズに所属し、3年時に全国大会に出場。東邦では2年春のセンバツで控え投手として初めてベンチ入り。新チームでは秋の県大会で背番号1。東海大会は「11」、明治神宮大会は「7」を付けた。

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