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打撃で導くセンバツ最多V5 東邦のプロ注目二刀流、石川

2019年1月26日 02時00分

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センバツ出場が決まり喜ぶ東邦の石川主将(中央)=名古屋市名東区で(浅井慶撮影)

センバツ出場が決まり喜ぶ東邦の石川主将(中央)=名古屋市名東区で(浅井慶撮影)

  • センバツ出場が決まり喜ぶ東邦の石川主将(中央)=名古屋市名東区で(浅井慶撮影)
  • 帽子を投げて喜ぶ東邦ナイン=名古屋市名東区で(浅井慶撮影)
 甲子園は打撃で猛アピールだ。センバツ出場が決まった東邦の石川が「甲子園では打撃で見せたい。ランナーをかえす打撃で、勝利に貢献したい」と迷いのない澄んだ目で言い切った。
 背番号1の主戦としての活躍も期待されるが、主砲でもある主将。まず思い描くのは、バットで流れを呼び込む姿だ。
 昨年は初戦の花巻東戦で敗れた。軟投左腕にタイミングをずらされ、4打数無安打。「まったく対応できずに終わってしまった」。1年生から「プロ注目」と評されていたスラッガーは屈辱的な敗北を味わった。
 それからは打撃の幅を広げるよう心掛けてきた。毎日1時間のシート打撃では、右腕、左腕、上手投げ、下手投げと、バラエティーに富んだ投手に慣れることで対応力を磨いた。冬場は打撃マシンで、課題のインコースを中心に打ち込んだ。
 「どこにどういう打球を打つのかを考えながらやってきた。一球一球への集中力が高くなった。甲子園は自信を持って臨みたい」
 意識するのは当然、ドラフト1位候補に挙げる中日などプロのスカウト陣の目だ。「去年は全然アピールできなかった。今年はスカウトの人たちの目を引くようなバッティングをしたい。楽しみです」。高校通算本塁打は39本。センバツでの目標はあえて口にしない。「去年の神宮大会で、何本打つ、と言って打てなかった。成長した姿は本番で見せたい」。単独最多となる5度目の東邦の優勝を目指し、秘めたる思いを胸にバッターボックスに立つ。 (末松茂永)
 東邦の森田監督は「練習も変えて、幅のある攻撃ができるように実戦練習をした。報われて良かった」と喜んだ。
 昨年11月に腎不全で入院し、その後、移植手術を受けた。年明けの退院後は自宅静養し、来月から徐々に指導を再開する予定。チームとともに、監督自身も本番に向けて、調子を上げていく。
 ▼石川昂弥(いしかわ・たかや) 2001(平成13)年6月22日生まれ、愛知県半田市出身の17歳。185センチ、81キロ、右投げ右打ち。小学2年からツースリー大府で野球を始め、中学時代は愛知知多ボーイズに所属。東邦では1年春の県大会から背番号13でベンチ入りし、続く東海大会から背番号6。1年秋から三塁手のレギュラー。父・尋貴さんは東邦野球部OBで元中日の山田喜久夫さんと同期。

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