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昨年は補欠…金津に吉報は来るか きょうセンバツ出場32校決定

2019年1月25日 02時00分

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関節を柔らかくするためのヨガに取り組む金津ナイン=福井県あわら市の同校で

関節を柔らかくするためのヨガに取り組む金津ナイン=福井県あわら市の同校で

  • 関節を柔らかくするためのヨガに取り組む金津ナイン=福井県あわら市の同校で
 第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開かれる。
 一般選考は明治神宮大会枠を含め29校。昨秋の明治神宮大会で優勝した札幌大谷の北海道地区が、1から2枠に増えた。
 21世紀枠は困難な条件を克服したり、地域への貢献、文武両道など、戦力以外の特色を加味して最終候補9校から3校を選出する。候補9校の中から東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)で各1校を選んだ後、残り7校の中から地域を限定せず、1校を選ぶ。
 当日は、午前9時から21世紀枠候補各校の推薦理由説明会を行う。10時30分からの総会に引き続いて、11時から21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会で出場校の選考に入る。一般選考は47都道府県高野連から推薦された119校に、21世紀枠の選考から漏れた6校も加えて、比較する。
 午後3時に総会を再開し、21世紀枠3校を発表。続いて、一般選考29校の選考経過が報告され、午後4時ごろまでに全32校が出そろう見込み。
 静かに朗報が届くのを待つ。21世紀枠の地区最終候補9校に北信越地区から選ばれている金津(福井)は、今年こそ甲子園出場がかなうと信じている。昨年は惜しくも補欠校。2年連続となるだけにナインは平常心だ。
 「僕らは選ばれる立場なんで…。今は待つだけです」と語るのは奥出泰規主将(2年)。冷静な表情をみせるが、センバツという目標がかすかながら持つことができていて「いい雰囲気で練習できています」とも語る。
 部員は大半が地元のあわら市や坂井市出身。進学校で練習も約2時間と短い。しかし、確実に成長し、一昨年秋の福井県大会で優勝。昨秋の同県大会も今夏甲子園大会出場の敦賀気比や今春センバツ出場が有力な啓新に競り勝ち、準優勝した。
 諦めない粘り腰が何よりの武器。その要因を斎藤滋監督(51)がこう説明する。「まずは相手のペースにさせない試合運び。それと、量より質の練習。限られた時間の中でストロングポイントをより強くすることです」。その一つが昨年から取り組むヨガだ。
 地元の人がインストラクターとなり、全員がヨガの動きと呼吸法を学ぶ。股関節や肩の関節を柔らかくするための練習だが、普段は使わない筋肉を使うため「きつい」という声が次々と挙がる。
 しかし、工夫を凝らした練習を続けるだけに、効果を甲子園で試してみたくなる。「やってきたことが間違いでなかったと確かめたい」と奥出主将。これはナイン全員に共通する思いだ。
 地元は盛り上がっている。選手を激励したり、練習見学の人が増えたという。斎藤監督は「子どもたちは入学時に甲子園とか思わなかったはず」と語るが、初出場となれば熱はさらにヒートアップする。 (川越亮太)

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