セガサミー152キロ右腕森井7回1失点10奪三振 DeNAスカウト「馬力あるし楽しみ」
2020年9月4日 21時03分
◇4日 練習試合 セガサミー8-1信越硬式野球クラブ(セガサミー野球場)
社会人野球セガサミーの152キロ右腕、森井絃斗投手(21)が先発し、中日、ロッテなど6球団のスカウトの前で7イニングを4安打1失点、毎回の10奪三振でアピールした。
1回に長短2安打で先制されたが、その後は無失点。「ブルペンから調子が悪く、真っすぐが強くいかず、変化球も入らなかった。去年までなら1点取られてバタバタしていたが、そのあと試合をつくれたのが収穫」。立ち上がりは、カットボール、スライダーなどの変化球を軸に手探りで入り、尻上がりに調子を上げ、6、7回には、最速は140キロ中盤ながらも切れのいい直球で空振り三振も奪った。
元広島の西田真二監督(60)を迎えた今年のセガサミーは、2年ぶりの都市対抗出場が最大目標。森井としては23日からの東京都予選へ向けて、コロナ自粛前は調子が良かったというフォークの切れを取り戻すのも課題となる。徳島・板野高から入社3年目で今秋はドラフト候補となっている右腕についてDeNAの八馬スカウトは「馬力もあるし、楽しみな投手。公式戦での投球も見てみたい」と話した。
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