福井県勝山市の村岡小で新聞記事使った授業

2020年9月2日 05時00分 (9月4日 16時48分更新)

恵方巻きのフードロスを取り上げた記事を読みながら解消方法を担任(左)と考える児童たち=福井県勝山市村岡小学校で

 新聞記事を使い、食品が売れ残って大量に廃棄される「フードロス」について考える授業が一日、福井県勝山市村岡小学校で開かれた。
 四年生三十一人が本年度、総合学習とNIE(エヌアイイー)(教育に新聞を)の一環で取り組んでいる。「持続的な開発目標」(SDGs)に向き合うことを前提に四年生がテーマを考え、給食の食べ残し問題が起きていることからフードロスに取り組むことにした。
 この日は、これまで四年生が持参した関係する新聞記事のうち、恵方巻きでフードロス解消に取り組む店舗を取り上げた記事を選び授業。予約した場合に割引することで作り過ぎを抑えている事例を学ぶ一方、気候などで商品の売れ行きが変わるなど適切な量を準備する難しさや、店頭に並ぶ恵方巻きの中から選ぶのを楽しみにしている消費者もいることなどを知った。
 四年生たちは記事を要約するとともに解決策を考えた。「一日の売り上げを見て作る量を決めたり、事前にアンケートをしたりする」といった意見や「自分たちも食べられない量は買わない」などと家庭で気を付けることも挙げた。
 今後は調べたことをまとめて各自が新聞を作り、保護者への啓発活動に役立てたり、壁新聞や放送で校内にも呼び掛けたりする。 (山内道朗)
(9月2日付 日刊県民福井ふくい地域版より)

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