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東邦・石川鋭い打球連発、絶好調 大阪桐蔭吹奏楽部が友情応援

2019年3月21日 02時00分

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打撃練習では快音を響かせた=甲子園球場で

打撃練習では快音を響かせた=甲子園球場で

  • 打撃練習では快音を響かせた=甲子園球場で
  • 打撃投手を務める東邦・石川=甲子園球場で
  • グラウンドに駆け出す東邦ナイン=甲子園球場で(いずれも黒田淳一撮影)
 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間)の出場校による甲子園練習は20日、東邦(愛知)、星稜(石川)、津田学園(三重)、啓新(福井)など最後の12校が調整した。平成元年の優勝校で、平成最後の優勝を狙う東邦は、今秋ドラフト上位候補の石川昂弥投手(3年)が鋭い当たりを放ち、好調ぶりを見せつけた。星稜は大会最注目の最速150キロ右腕、奥川恭伸投手(3年)があえて荒れたマウンドで投球練習し、本番に備えた。22日に開会式のリハーサルがある。
 1年ぶりの感触を楽しんだ。単独最多5度目の優勝を目指す東邦の石川が、春の甲子園に帰ってきた。30分間の練習ではシート打撃、三塁守備、ブルペン、マウンドでの投球と大忙し。「慌ただしくて大変だったけど、戻ってこられて良かった。今年はやってやろうという思いがある」。昨年、チームは初戦敗退し、2年生4番だった自身も無安打。平成最後の舞台に懸ける思いは強い。
 シート打撃では、1打席目に中堅へ大飛球を放った。その後は打ち損じたが、「調子は悪くない」と前向きだ。練習後に行った立命館宇治(京都)との練習試合で本塁打を放ち、高校通算本塁打を42本に伸ばした。だが、主将として臨む今大会は、自分の結果にはこだわらず、チーム打撃を優先する。「3番打者は走者がいる状況で回ってくる。得点が入る打撃をして、チームの勝利に貢献したい」と意気込む。
 本番では強力な援軍を受ける。自校の吹奏楽部マーチングバンドコースが、21~30日は米国遠征のため不在。そこで、野球部同士が練習試合などで交流のある大阪桐蔭の吹奏楽部が、友情応援をすることが決まった。
 17日に東邦のマーチングコースが大阪桐蔭高を訪れ、選手の応援歌を合同で練習。石川は「大阪桐蔭さんの吹奏楽部は、全国でも名前が知られている。恥ずかしいプレーはできない」と表情を引き締める。昨年、大阪桐蔭は甲子園史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。その偉業を後押しした演奏をバックに、東邦は第4日の初戦、富岡西(徳島)戦に挑む。
 準決勝まで勝ち上がれば、マーチングコースが帰国し、甲子園での応援が可能になる。2016年夏の甲子園、八戸学院光星戦で球場を巻き込んでの大逆転勝利を演出した演奏は、何よりのパワーだ。「そこまで勝ち上がりたい」と石川。応援の音色に乗って、勢いにも乗る。 (麻生和男)

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