愛知北・羽田有躍動、完投&勝ち越し打 リトルシニア東海春季大会
2019年4月7日 02時00分
リトルシニア 東海連盟春季大会
中学硬式野球のリトルシニア愛知県知事杯争奪東海連盟春季大会第1日は6日、森林公園野球場ほかで1回戦があり、愛知北が2-1で愛知木曽川を破って初戦を突破した。愛知北は羽田有輝投手(名古屋市立山田中3年)が1失点完投、打っても貴重な勝ち越し適時打を放つ活躍を見せた。
愛知木曽川を撃破
しびれるような競り合いに決着をつけた。1-1の6回、愛知北は1死一、二塁で羽田有が中前に勝ち越し適時打を放ち決勝点を挙げた。投げても強打の愛知木曽川から1失点完投勝利。
ヒーローは「6回の打席ではオレはしっかり振るんだとだけ考えた。芯で捉えて気持ちよかったです」と手応えを話した。マウンドでは3回にこの日、唯一の四球をきっかけに失点したが、緩急をつけてコーナーに投げ分けた。「四球はあったけど変化球がよく決まりました」
上田敏雄監督(54)は「よくケガから立ち直った」とたたえる。羽田有の本職は捕手。1年前に左手首を痛めた。しばらく放っていたが夏に再発した。有鉤(ゆうこう)骨の骨折だった。12月に手術。復帰は2月中旬、打撃練習を再開したのは2週間前という。
「今はもう痛みはないです」と話す羽田有。しかし、新たな悩みも。双子の弟で主将を務める大輝外野手が、同じ部位を骨折、手術してリハビリ中なのだ。早く回復して“羽田ツインズ”での活躍を祈っている。 (高野行正)
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