地震想定し防災訓練 七尾の備蓄基地 放水など実践確認

2020年9月3日 05時00分 (9月3日 11時17分更新)
地震発生による石油コンビナートでの火災を想定した訓練に臨む参加者=七尾市三室町の七尾国家石油ガス備蓄基地で

地震発生による石油コンビナートでの火災を想定した訓練に臨む参加者=七尾市三室町の七尾国家石油ガス備蓄基地で

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 地震による石油コンビナート火災を想定した防災訓練が二日、七尾市三室町の七尾国家石油ガス備蓄基地であった。同日未明に富山県西部を震源とする地震があったばかり。県や消防、警察、陸上自衛隊など二十三機関の参加者百六十人は気を引き締めながら臨んだ。
 訓練は、能登半島沖が震源の震度6強の地震が起き、基地では液化石油ガス(LPG)が漏れ火災が起きたという場面を設定。参加者は出火元の配管に放水し、延焼を防ぐため隣接するガスタンクへも水を掛けた。負傷者の救助や陸上、海上の交通規制、関係機関同士の情報伝達も確認した。
 訓練後、伊藤信一(のぶかつ)県危機管理監は「迅速な対応や相互連携ができていた」と振り返るとともに、未明に金沢市などであった最大震度3の地震に触れ「大規模地震はいつ起きるか分からない。今後も連携強化を図りたい」とあいさつした。
 訓練は、県や防災関連の協力機関などでつくる県石油コンビナート等防災本部が主催。同基地と金沢市の金沢港北地区の石油コンビナートで交互に毎年開催されている。(中川紘希)

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