女性防災士 増やそう 高岡で集い、参画へ意見交換

2020年9月3日 05時00分 (9月3日 10時54分更新)
女性防災士らが意見交換した集い=高岡市のウイング・ウイング高岡で

女性防災士らが意見交換した集い=高岡市のウイング・ウイング高岡で

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 防災の日(九月一日)にちなんで高岡市の女性防災士の集い「高岡市の防災について〜女性防災士からの発信〜」が一日夜、同市ウイング・ウイング高岡であり、女性の地域防災への参画について意見交換した。
 NPO法人「Nプロジェクトひと・みち・まち」(通称・Nプロ)と女性団体「地域女性ネット高岡」が主催。女性防災士十三人を含む二十三人が参加した。
 NPO法人県防災士会の吉沢実理事が地域の防災計画の必要性を説き、市危機管理室の中沢俊一係長が市の自主防災組織の現状を説明した。同市の防災士数は四月末現在で男性が百五十四人、女性が二十三人。中沢係長は「避難所の運営は男性だけではできない。女性が必要。女性防災士を増やしていきたい」と話した。
 意見交換では「自主防災組織に入っているが、女性は炊き出しで、男性が決めたことが後で伝えられるだけ。女性防災士が一つ前に進まないといけない」「女性の視点が必要だからと言ってもらえると参画しやすい」などの意見があった。
 自治会や自主防災組織において慣習的に女性がリーダー的役割を果たせる形になっていないことを指摘する声もあった。昨年度に会員五人が防災士の認定を受けた地域女性ネット高岡の小泉弘子会長は「防災面から女性防災士が自治会の中に入っていかないといけない」と呼び掛けた。
 Nプロの大坪久美子理事長(富山市)は「老若男女が一緒にやっていくことが大事。女性が参画しやすい高岡モデルの仕組みが必要」と話した。(武田寛史)

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