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東邦ガス、13度目ドーム切符 上内サヨナラ打、都市対抗東海予選

2019年6月3日 02時00分

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サヨナラ勝ちに歓喜の東邦ガスナイン=岡崎市民球場で(木村尚公撮影)

サヨナラ勝ちに歓喜の東邦ガスナイン=岡崎市民球場で(木村尚公撮影)

  • サヨナラ勝ちに歓喜の東邦ガスナイン=岡崎市民球場で(木村尚公撮影)
 第90回都市対抗野球大会(7月13日・東京ドーム)に東邦ガス(名古屋市)が3年連続13度目の出場を決めた。2日に愛知県岡崎市の岡崎市民球場で行われた東海第2代表決定戦で王子(春日井市)に3-2でサヨナラ勝ちした。敗れた王子は第4代表決定戦にまわる。
 接戦に決着をつけたのは野手最年長31歳の1番上内だった。9回2死一、二塁。「ランナーは足が速くない。大きいのを狙っていった」と外寄りのカットボールを強振。快音を残した打球は、「越えてくれ」という願いとともにライトの頭上を越えた。二塁ベース付近で両手を高々と掲げた上内を中心に、歓喜の輪が広がった。
 ミラクル劇を連発しての全国切符だ。今大会初戦のホンダ鈴鹿戦では9回2死から逆転サヨナラ。続く難敵のトヨタ自動車を退けると、3戦目の王子戦では延長10回の死闘を制した。第1代表こそヤマハに譲ったが、王子との再戦で再び土壇場での強さを見せつけた。
 今年就任した山田勝司監督(41)はナインの手で宙を舞い、「最後の最後でよく決めてくれた」と感激に浸った。就任後は「自分で考える」野球をテーマに掲げた。突出した選手はいない。勝つためには何が必要か、各選手が課題を自覚して練習を工夫するようげきを飛ばしてきた。
 この日150球完投したベテラン右腕の小椋は「任せて好きなようにやらせてもらっている。監督の熱さに応えないといけない」。新監督のイズムが、少しずつチームを変えている。
 小椋、上内の経験豊富なベテランに加え、チームには大砲の若林、中日・大島の弟の大島啓太ら個性ある中堅、若手が粒ぞろい。過去12度の都市対抗では1大会で2勝したことがない東邦ガスが、全国の壁を一気に突き破るときがきた。 (木村尚公)
【第2代表決定ブロック】
▽第2代表決定戦
王子(春日井市) 001000100―2
東邦ガス(名古屋市) 000002001―3
 (王子は第4代表決定戦へ)
【第4代表決定ブロック】
▽1回戦
三菱自動車岡崎(岡崎市) 001040000001―6
トヨタ自動車(豊田市) 100031000000―5
 (延長12回)
(三)秋山、大井、神原-清水
(ト)藤田、小出、葛川、川尻、佐竹-高祖、細山田
 (トヨタ自動車は第5代表決定ブロックへ)

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