ルーキー躍動!FC東京が4年ぶり4強 MF安部柊斗が2得点「流し込むだけ、チームメートに感謝」

2020年9月2日 23時15分

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後半、2ゴール目を決め喜ぶFC東京・安部

後半、2ゴール目を決め喜ぶFC東京・安部

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◇2日 ルヴァン杯準々決勝 FC東京3―0名古屋(味スタ)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場のため、今大会初戦だったFC東京は名古屋に3―0で勝ち、4年ぶりのベスト4進出を決めた。明大卒の新人、MF安部柊斗(22)が先制点を含む2得点を挙げた。10月7日の準決勝では、神戸に6―0で大勝した昨年覇者の川崎と対戦する。J1第3節の「多摩川クラシコ」では、ホーム・味の素スタジアムで大敗。その屈辱を晴らし、11年ぶりのリーグカップ王者へとまい進する。
 この日、主役の座を射止めたのは、大卒ルーキーの安部だった。長谷川監督が試合のポイントに挙げていた先制点を含む2得点の大活躍で、チームを4年ぶりに準決勝進出へと導いた。
 髪をチームカラーの青に染めたヒーローは「得点が欲しかった。ゴール前に走らないとゴールは生まれないと思う。この試合では、そこに走り込んで結果的に2回ともボールがきた。シュートは流し込むだけの形だったので、チームメートに感謝したい」と振り返った。
 その1点目は前半37分の貴重な先制点。右サイドを攻略したディエゴオリベイラが、ゴール前に鋭いグラウンダーのクロスを送ると、これをニアサイドで永井がスルー。ファーサイドに走り込んだ背番号31が確実にゴールへと押し込んだ。
 さらに、後半8分にも見せ場が訪れる。再びゴール前で背番号9からラストパスを受け、今度は左足でゴール右隅へと流し込んだ。
 今季開幕前から、指揮官からはゴールに絡むプレーを期待され続けた。「健太さんからは、結果の部分はいつも言われている。何でもできるようにならないといけない。守備は完璧にして、攻撃面もどんどん質を上げないといけない」
 得意の守備はもちろん、攻撃でも活躍できるマルチプレーヤーの存在は、今夏は主力のけがや、移籍が相次ぐ中で存在感は増すばかりだ。
 「(ロシア1部ロストフ移籍の橋本)拳人君や(負傷離脱の東)慶悟君がいなくても、自分が引っ張っていかないといけない」
 準決勝は、今季J1第3節で0―4とホームで完敗した川崎が相手。この日の殊勲者は「何もできずに負けたが、そこから自分たちも成長した。まだ先になるが、今の東京なら倒せる」と、“倍返し”を誓った。

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