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山岸ロジスターズ連続金星逃す 都市対抗予選逆転負け

2019年5月29日 02時00分

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トヨタ自動車戦に先発し、力投する芝崎=愛知県の岡崎市民球場で(高畑章撮影)

トヨタ自動車戦に先発し、力投する芝崎=愛知県の岡崎市民球場で(高畑章撮影)

 クラブチームながら、25日の試合で名門・西濃運輸を倒して勝ち上がった山岸ロジスターズ(静岡県島田市)が28日、愛知県の岡崎市民球場であった第3代表決定ブロック2回戦で、トヨタ自動車(同県豊田市)と対戦。中沢直道内野手(24)の適時打で先制したが、1-4で逆転負けし、連続の“大物食い”とはならなかった。
 見えかけた勝利を手放した。トヨタ自動車を相手に連続の金星を狙った山岸ロジスターズは、先発の芝崎純平投手(23)が50分間の雨天中断があった中で力投。それでも1点リードの7回、守備の乱れもあって2失点と踏ん張れなかった。
 5回1死満塁をしのぐなど粘ったが、最終盤の失点で逆転負け。天野義明監督(48)は「『ひょっとすると・・・』とも思ったが、甘くない。芝崎を勝たせたかった」と淡々と語った。
 2年連続2回目出場のチームは、2016年5月の創部。静岡県外への人材流出を防ぎ、野球が盛んな島田市を盛り上げようと、山岸代表が設立した。18~27歳の選手35人は、募集通知などに応じて全国から集まった。
 「仕事も野球も100%」を合言葉に、部員は主に山岸運送の業務と両立している。トラック配送やフォークリフト作業が中心で、平日は早朝から働くことも。毎週水、金曜日の全体練習は終業後の午後に集まり、土、日曜日は試合で埋まるなどほぼ休みなしだ。
 芝崎は、野球を続ける環境を求めて入社した。「大学時代の実績も乏しく、ここに来ていなかったら辞めていたかも」。飲料などの配送で27日午前3時半からの半日勤務した翌日に、今大会初の先発登板となったが「(仕事との両立は)全部員に共通だから」。気に留めず、野球に取り組む充実感を口にした。

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