【石川】「カフェの学校」ホッとひと息 日本公庫 かほくでセミナー

2020年9月3日 05時00分 (9月3日 10時05分更新)
コロナ禍での経営についてオンラインで助言する武田秀一さん(右から2人目)とセミナー参加者(左奥)ら=石川県かほく市で

コロナ禍での経営についてオンラインで助言する武田秀一さん(右から2人目)とセミナー参加者(左奥)ら=石川県かほく市で

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コロナ禍の経営 創業者らポイント学ぶ


 日本政策金融公庫(日本公庫)の北陸創業支援センター(金沢市)は二日、飲食店の創業を目指す人や創業間もない人を対象としたセミナー「カフェの学校」を石川県かほく市内のカフェで開いた。新型コロナウイルス感染症の収束が不透明な中、先行きに不安を抱える創業者らが安定した経営に必要なポイントを学んだ。(中平雄大)
 日本公庫は創業希望者が座学に加えて実際の店舗運営も体験できるカフェの学校を全国各地で展開している。北陸では昨年九〜十月に金沢市内の古民家を活用して初めて開かれ、女性七人の参加者のうち三人が既に石川県内で飲食店を開業した。
 今回は七人のうち五人がかほく市内の会場で受講。東京や仙台、京都、広島などで過去にカフェの学校を受講した十三人はオンラインで参加した。
 講師を務めた経営コンサルタントの武田秀一さん(52)はコロナ禍による出控えで飲食店利用客全体が減る中、「消費者はクーポン(割引)よりもコンテンツ(中身)を外食に求めるようになった」と指摘。「店側が食べに来てもらう理由をつくり込まないといけない」として、年間を通じた計画的なイベントや「売り」となるサービスの提供を提案した。「外に出ない時代の口コミはオンライン」と強調し、会員制交流サイト(SNS)の積極的な活用も促した。
 セミナーの会場となった「こぐまちゃんカフェ」を六月に開業した元保育士の竹中あゆ子さん(53)は「お客さんが来なくなるのではないかという心配はある」と話す。今も新型コロナの影響を不安視するが、店内で開くカレー作りなどのワークショップや八月に始めたテークアウトのサービスを通じて「地域の人たちの憩いの場にしていきたい」と意気込んだ。

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