旧幕臣の男爵・赤松則良 磐田で交友の歴史紹介

2020年9月3日 05時00分 (9月3日 05時00分更新)
赤松則良が生前、英傑らとどのように関係を築いたかが分かる特別展=磐田市の旧赤松家記念館で

赤松則良が生前、英傑らとどのように関係を築いたかが分かる特別展=磐田市の旧赤松家記念館で

  • 赤松則良が生前、英傑らとどのように関係を築いたかが分かる特別展=磐田市の旧赤松家記念館で
 磐田市と関わりの深い旧幕臣、赤松則良(一八四一〜一九二〇年)の交友関係を紹介する特別展「男爵・赤松則良を巡る人々」が二日、赤松が暮らした旧赤松家記念館(同市見付)で始まった。海外の最先端の技術や知識を習得した経緯や、英傑たちとの交わりが分かる。十月六日まで。
 赤松は青年期には勝海舟とともに咸臨丸で米国に渡った。留学したオランダでは造船学を学んだ。幕府倒壊後は静岡藩士として藩内を視察。明治政府から知識を高く評価され、海軍に仕官している。
 特別展は赤松の没後百年を記念して企画。戊辰戦争で最後まで新政府に抵抗した武人の榎本武揚(一八三六〜一九〇八年)や、日本の郵便の仕組みをつくった前島密(一八三五〜一九一九年)、十五代将軍の徳川慶喜の実弟とパリの万国博覧会を見学した渋沢栄一(一八四〇〜一九三一年)らと、どのように関係を築いたかをパネルで展示。伊藤博文内閣総理大臣に宛てた海軍中将の退職願や、江戸、明治時代の洋学者で軍人の大鳥圭介(一八三二〜一九一一年)とやりとりした書簡も並べた。
 (問)同記念館=0538(36)0340 (宮沢輝明)

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