星稜高・奥川も称賛「頼もしい」 2年荻原好投で4強、北信越大会
2019年6月3日 02時00分
春季高校野球北信越大会は2日、富山市の富山市民球場などで準々決勝が行われ、4強が出そろった。地元の富山第一は、福井工大福井に5-2で快勝。4連覇を狙う星稜(石川)は、東海大諏訪(長野)に4-2で競り勝った。3日の準決勝は星稜-富山第一、日本文理(新潟)-敦賀気比(福井)で行われる。近畿大会では近江(滋賀)が優勝した。
星稜は、先発の2年生右腕・荻原が7回途中3安打2失点と好投。4-0の7回に2ランを浴びて降板したが、130キロ台中盤の直球とスライダーを低めに集め、テンポよく投げ続けた。
打撃でも1打点で自らを援護した背番号11は、「要所で真っすぐで打ち取れた」と納得の表情。1日の砺波工(富山)戦で6イニングを投げ、この日は登板機会がなかった今秋ドラフト1位候補のエース・奥川も「頼もしく見ていた」と後輩をたたえた。
富山第一は、最速136キロのエース・浜田が1日の三条(新潟)戦に続いて完投。福井工大福井に10安打を浴びながら、2失点で投げきった。初の2日連続完投となった184センチの長身左腕は「後半は疲れもあって、球威が落ちたけど、少ない失点で抑えられた」と満足げ。3日連投となれば、準決勝で星稜・奥川と投げ合う可能性もある。「直球も変化球も一級品。近くで見たら、成長できると思う」と楽しみにしていた。
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