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元中日・神野の記録塗り替えなるか 中京大・和田、最後のリーグ戦きょう開幕

2019年8月31日 02時00分

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今春のリーグ戦で打席に立つ中京大の和田佳大内野手=パロマ瑞穂球場で(川越亮太撮影)

今春のリーグ戦で打席に立つ中京大の和田佳大内野手=パロマ瑞穂球場で(川越亮太撮影)

  • 今春のリーグ戦で打席に立つ中京大の和田佳大内野手=パロマ瑞穂球場で(川越亮太撮影)
 愛知大学野球秋季リーグ戦(中日スポーツ後援)が31日、開幕する。1部の注目は入学からの通算安打を104本としてリーグ最多安打記録の更新を射程に入れている中京大の和田佳大内野手(4年)。愛知リーグきってのヒットメーカーは、1989年秋から1992年秋にかけて元中日の神野純一(愛工大)が記録した通算125安打を塗り替えるとともに、3季ぶりのリーグ優勝を目指して先頭に立つ決意。まずは31日からの開幕カード・名城大戦(パロマ瑞穂)の勝利に全力を注ぐ。
 大学での4年間の総決算となるシーズン。中京大で主将も務めている和田は静かな闘志を胸に2つの頂を見つめている。チームにとって昨春以来3季ぶりの優勝、そして、個人として挑むリーグ最多安打記録。3位だった春季リーグが終わってから、ひと夏かけて着々と準備を進めてきた。
 「秋のシーズンに向けて、自分もチームも徐々に仕上がってきていると思います。リーグ戦を勝っていく中で、自分の安打記録がついてくるのが理想ですね。今は、これまでやってきたことを出すだけと思っています」
 1年春の4本から7季かけて積み上げてきた安打数は104本。最低で10試合を戦う秋に21安打を放てばリーグタイ記録、22安打以上を放てばリーグ新記録の達成となる。周囲は騒がしくなってきたが、22安打は4年春にマークしたキャリアハイと同じ数字。和田の記録に対する意識はそれほどないという。
 貫く姿勢は、打席で相手の投手に挑む時と同じように、甘い球を一振りでしっかり仕留めるというシンプルな考え。「下級生の時と比べて、打席で余裕を持つことができるようになったことが一番の成長」と振り返る和田は、あくまで自然体の打撃を心掛けていく。
 「秋のシーズンがどうなるかという自信はないですけど、心の中に余裕を持って、中堅中心の打撃をするようにしたい」
 そんな和田が記録以上にこだわるのはリーグ優勝だ。昨秋は名城大、今春は愛工大に覇権を奪われた。今季にかける思いは強く、大学最後のシーズンで2シーズン分の雪辱を果たした上で、東海地区、北陸との3連盟王座決定戦を勝ち抜き、神宮へ進むプランを描く。
 「今はリーグ戦に勝ちたいだけの一心です。どんな形でもいいから優勝したい。自分もチームが勝つためにやらないといけない。最高のリーグ戦にしたい」。勝ち点5の完全優勝に向け、和田はバットでチームをけん引する。 
  (川越亮太)
 ▼和田佳大(わだ・けいた) 1997(平成9)年4月24日生まれ、鹿児島県指宿市出身の22歳。168センチ、69キロ、右投げ左打ち。鹿児島情報高では春夏の甲子園大会出場はなく、3年夏は鹿児島大会の準決勝で鹿児島城西に敗れた。中京大では1年春からリーグ戦に出場。2年秋に打率4割5分5厘(44打数20安打)で打撃賞(首位打者)を獲得し、最優秀選手賞にも輝いた。

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