金沢甘えび ブランド化 来月から市と県漁協 大きさ、鮮度で区別

2020年9月2日 05時00分 (9月2日 05時02分更新)
ブランド化する「金沢甘えび」と「海幸金沢」のロゴが入ったボード=金沢市役所第二本庁舎で

ブランド化する「金沢甘えび」と「海幸金沢」のロゴが入ったボード=金沢市役所第二本庁舎で

  • ブランド化する「金沢甘えび」と「海幸金沢」のロゴが入ったボード=金沢市役所第二本庁舎で

 金沢市と県漁協は、金沢港で水揚げされる底引き網漁の主力、アマエビ(ホッコクアカエビ)を「金沢甘えび」としてブランド化する。身の大きさと鮮度の良さで差別化を図り、価格向上や販路拡大につなげたい考え。十月から箱にロゴ入りのシールを貼って出荷する。
 金沢港に揚がる水産物の価値向上を目指し、市は県漁協の金沢支所と金沢港支所、かなざわ総合市場と連携して「市水産物ブランド化推進協議会」を八月に設立。全国有数の漁獲量を誇るアマエビを、ブランド化の第一弾に位置付けた。
 金沢甘えびは、両支所の所属で協議会に参加する生産者が金沢港で水揚げする市場直送のアマエビのうち、出荷基準で「大」と「子持ち」に区分されるものと定義。さらに鮮度の良さを売り出すため、一度の出漁で四回網を引くうち、最後の網で漁獲した通称「あがりこ」に限る。
 出荷用の箱に貼るロゴは電通西日本金沢支社の木下芳夫さんがデザイン。金沢港に水揚げされる水産物全体の総称として「海幸(うみさち)金沢」のロゴも併せて作った。
 市農業水産振興課の担当者は「アマエビといえば金沢というイメージを定着させ、生産者の所得向上につながれば」と期待する。十月以降、飲食店とも協力してPRし、将来的には首都圏への出荷も目指す。
 県内の底引き網漁は二カ月の禁漁期間を終え、一日に解禁。かなざわ総合市場では二日夜に初競りが予定されている。 (小坂亮太)

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