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勝野、高橋純と岐阜でしのぎ削った150キロ右腕 中部学院大・伊藤健太[ドラフトを待つ]

2019年10月9日 02時00分

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ブルペンで投球練習する中部学院大の伊藤健太投手=岐阜県関市の同校グラウンドで(川越亮太撮影)

ブルペンで投球練習する中部学院大の伊藤健太投手=岐阜県関市の同校グラウンドで(川越亮太撮影)

 強い決意を胸に、ドラフトの日を待つ。中部学院大の伊藤健太投手は最速150キロの直球が武器の本格派右腕。今は指名を信じている。
 「大学に入ってからプロにいくと思って練習をしてきました。その願いがかなってほしい。ドラフトでプロから声がかかれば、どの球団でもいくつもりです」。自らの持ち味である強く、重い直球で勝負したいという気持ちは高まっている。
 性格は負けず嫌い。大学では主に抑えを務め「1点も奪われないように」と心掛けてきた。安打を許すだけで悔しさを覚えるという。
 プロ入り後、追いつきたい投手が2人いる。今季45試合に登板したソフトバンクの高橋純と、5月24日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利を挙げた中日の勝野だ。3人は1997年生まれの同学年。岐阜・海津明誠高時代は同県の県岐阜商・高橋純、土岐商・勝野としのぎを削った。先にプロの舞台で活躍している2人の姿を見て「負けるわけにはいかない」と闘志を燃やしてきた。
 「勝野のプロ初登板だった(5月17日の)巨人戦はナゴヤドームまで見に行って、すごく刺激になりました。高橋がブレークしたのも気になりました。自分も同じプロの舞台で人生の勝負をかけたい、と思うようになりました」
 目指すのは藤川球児(阪神)のように直球で打者をなで切りにする投手だ。「分かっていても打てない直球は憧れです。これからもっと質を上げなければいけませんが、いつか藤川さんのような存在になりたい」。大きな野望を実現するため、まずはドラフトで名前が呼ばれることを願っている。 (川越亮太)
 ▼伊藤健太(いとう・けんた) 1997(平成9)年9月13日生まれ、岐阜県海津市出身の22歳。181センチ、86キロ、右投げ右打ち。小学2年で野球を始め、南濃中では軟式野球部に所属。海津明誠高では甲子園出場がなく、3年夏の岐阜大会は3回戦で大垣日大に敗れた。中部学院大では1年春のリーグ戦からベンチ入り。3年時の昨年は秋の明治神宮大会に出場したが登板機会はなかった。

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