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昨年指名漏れのトヨタ栗林、毎回13K完封! 最速151キロ…抑えの36歳佐竹にマウンド譲らず

2019年10月30日 02時00分

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トヨタ自動車での初完封勝利を飾った栗林=京セラドーム大阪で(川北真三撮影)

トヨタ自動車での初完封勝利を飾った栗林=京セラドーム大阪で(川北真三撮影)

 社会人野球の日本選手権第5日は29日、京セラドーム大阪で1回戦の3試合が行われ、2大会ぶりの優勝を目指すトヨタ自動車(愛知)は1-0でマツゲン箕島(和歌山)に競り勝った。2大会ぶり出場の三菱自動車岡崎(愛知)はパナソニック(大阪)に4-0で快勝。ホンダ(埼玉)はJR西日本(広島)を3-0で退けた。トヨタ自動車の栗林良吏投手(23)=名城大=と、三菱自動車岡崎の仲井洋平投手(29)は、ともに毎回の13奪三振で完封。大会史上、毎回奪三振は7、8人目となった。
 トヨタ自動車の応援団がルーキー右腕にチェッカーフラッグを振った。名城大から入社した栗林が115球で4安打完封。MAX151キロの速球を主体に、毎回の13三振を奪った。入社以来、初の完封で奪三振数も最多。マウンドでは限りなく声を張り上げ、最後はグラブをたたいてガッツポーズするなど喜びを爆発させた。
 2安打で招いた1回1死一、二塁が唯一のピンチ。ここで相手の4、5番を連続三振に仕留めて波に乗った。
 「初回から全力で行った。1回はフォークを打たれたのが悔しくて、(4、5番には)速球中心でいった。あのピンチがあったから、点をやらないようにしようと気合が入った。最後まで投げきれるとは思っていなかったのでうれしい」
 昨年はドラフト指名されず、社会人球界へ進んだ。抑え役の36歳・佐竹の力を借りることもなく投げきり、藤原監督の期待に応えた。
 入社後、名城大時代に頼り切っていたスライダーを封印した。球速が落ちてしまうという理由で「要らないから」と言われたからだ。代わりにカーブ、カットボール、フォークの3種類で、MAX153キロの速球を生かした。
 相手がクラブチームとはいえ、気迫あふれる投球。トヨタの快進撃にはずみがつきそうだ。 (宮脇渉)
 ▽1回戦
マツゲン箕島(和歌山)
000000000―0
01000000x―1
トヨタ自動車(愛知)
(マ)和田-中原
(ト)栗林-小畑

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