金沢医療センター 4人感染 石川県のコロナ病床拠点

2020年9月1日 05時00分 (9月1日 09時59分更新)
4人の感染者が確認された国立病院機構金沢医療センター=金沢市下石引町で

4人の感染者が確認された国立病院機構金沢医療センター=金沢市下石引町で

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救急や外来など中止


 国立病院機構金沢医療センター(金沢市下石引町)は三十一日、同じ病棟の医療従事者二人と入院患者二人の計四人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病院は同日、この病棟の患者、医師、看護師、委託職員全員のPCR検査を行った。結果が出ていない人もいる。感染拡大を防止するため、六日まで救急患者と入院患者の受け入れや外来診療を中止する。
 病院は三十一日、石川県と金沢市保健所に報告し、感染者と接触した人の特定を進めている。感染者が出た病棟は感染区域と非感染区域を分けるゾーニングを実施した。詳細は調査中として明らかにしていない。
 ホームページによると、病院には約二十五の診療科があり、がん診療連携拠点病院に指定されている。病床数は計五百五十四床。
 新型コロナに関する県の病床確保計画では、同病院は新型コロナ患者を受け入れる病床として十八床(うち重症用四床)を用意した。感染拡大時には、二十八床(同四床)に増床する計画で、金沢市立病院とともに最多病床となる。
 夫の見舞いに来た高齢女性は「感染者が出たということで、『早くお帰りください』と言われた。院内では看護師さんがあちこちを消毒していた」と不安そうな顔を見せた。
 通院する女性会社員は「(三十一日の)午後に職員から新型コロナの感染者が出たので予約を別の日にしてほしいと連絡があった。感染者は入院患者との話だった。まさか自分が通っている病院で感染が発生するとは」と話した。
 病院近くに住む七十代女性は、三カ月おきに病院で診察を受けているといい「きちんと情報を明らかにしてほしい」と話した。

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