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県立高教諭 盗撮繰り返す 懲戒免職 校内や公共施設で

2020年9月1日 05時00分 (9月1日 09時46分更新)
陳謝する県教育庁の南谷憲児副部長(右)ら=31日、県庁で

陳謝する県教育庁の南谷憲児副部長(右)ら=31日、県庁で


 県教委は三十一日、勤務していた県立高校の施設内で盗撮行為をしたなどとして、嶺南地区の県立高校の三十代の男性教諭を同日付で懲戒免職にしたと発表した。
 県教委によると、男性教諭は七月二十四日、部活動の引率のため訪れた嶺南地区の公共施設で、女子トイレの個室に侵入。床と仕切り板の間からスマートフォンを差し入れて、隣の個室に入ってきた女性を動画で撮影した。スマートフォンに気付いた女性が施設管理者に伝え、管理者が警察に通報。県警は教諭を在宅で捜査している。
 県教委が教諭に聞き取りをしたところ、昨年五月にも同じ施設のトイレで、女性数人に同様に盗撮をしていたと話した。さらに二〇一七年八月には、当時所属していた嶺北地区の県立高校の脱衣室に小型カメラを設置し、女子生徒二人を盗撮していたと説明した。
 教諭は県教委の調査に、一七年に小型カメラを安価で購入したことをきっかけに「プライベートな空間に関心を持った。盗撮のスリルと達成感から繰り返した」と動機を話した。「被害者や生徒、同僚に本当に申し訳ない」と反省しているという。管理監督者として、勤務していた二校の校長と教頭の計四人を戒告と文書訓告にした。
 会見した県教育庁の南谷憲児副部長は「生徒や県民の教育への信頼を損なったことは誠に遺憾。職員の規律を確保する」と陳謝した。 (籔下千晶)

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