新幹線工事コロナで休止 芦原温泉駅など6日間 

2020年9月1日 05時00分 (9月1日 09時47分更新)
工事関係者1人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった北陸新幹線の芦原温泉駅一帯=あわら市上空で、本社ヘリ「まなづる」から

工事関係者1人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった北陸新幹線の芦原温泉駅一帯=あわら市上空で、本社ヘリ「まなづる」から

  • 工事関係者1人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった北陸新幹線の芦原温泉駅一帯=あわら市上空で、本社ヘリ「まなづる」から

 管理業務担当1人感染

 北陸新幹線金沢−敦賀の建設工事で芦原温泉駅(あわら市)一帯の現場関係者一人が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。工事を請け負う共同企業体(JV)は同駅などの土木工事を九月一〜六日、一時休止する。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、二〇二三年春開業への影響について「回答は差し控える」としている。 (山本洋児)
 県内の新幹線建設現場で感染者が確認されたのは初めて。この関係者は男性で、土木工事の施工管理業務を担当していた。県が二十七日、感染者として発表。お盆期間中に大阪府の自宅に帰省し、感染したとみられる。
 金沢−敦賀の工程は、開業三年前倒しや作業員と資材の不足などを理由に余裕がなくなっている。県内の土木工事は二一年夏までに完了予定。杉本達治知事は鉄道・運輸機構に、感染防止対策の徹底と工程管理を繰り返し求めていた。感染判明を受け、県は二十七日、あらためて感染対策の徹底と工期に影響が出ないよう文書などで申し入れた。
 関係者によると、JVは二十七日以降、自主的に工事を休止。鉄道・運輸機構には一〜六日の工事休止を届け出た。ただ土木と建築で現場事務所が分かれているため、一部の建築工事は継続するという。現場での感染拡大を防ぐため、男性の濃厚接触者ら五十人ほどにPCR検査を順次、実施。二十九日までに全員の陰性が確認された。
 鉄道・運輸機構大阪支社の担当者は「新型コロナに関することは、全般的に回答を差し控える」と説明し、工期への影響などについても明言を避けた。

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