球児は良きライバルで刺激し合える仲間…岩瀬さんの印象に残った言葉「先陣切ってくれるから頑張れる」

2020年8月31日 20時07分

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引退セレモニーで阪神・藤川(右)から花束を受け取り抱き合う中日・岩瀬=2018年10月13日

引退セレモニーで阪神・藤川(右)から花束を受け取り抱き合う中日・岩瀬=2018年10月13日

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岩瀬仁紀さん特別寄稿


 阪神が藤川球児投手(40)の今季限りでの現役引退を発表したことを受け、同時期に中日の抑えとして活躍し、北京五輪では日本代表としてともにプレーした岩瀬仁紀さん(45)が、本紙に特別寄稿した。
 ◇  ◇
 お疲れさまでした。球児にはこの言葉しかないかな。同期入団で中継ぎから抑えに転向したのも同じ。右投げと左投げという違いはあっても、良きライバルだったし、刺激し合える仲間だった。だから引退するというのは寂しい。でも、よくここまで頑張ったと思う。
 球児から言われたことで覚えているのが「岩瀬さんが先陣を切ってくれるから僕らは頑張れるんですよ」という言葉。まあ、いろんな意味があるんだけど、『リリーフ投手』というポジションが確立されつつあった時代だったから、他球団のみんなの分までという思いはあったかな。
 体の使い方は球児が縦回転で、僕は横回転。根本的に違うから、縦の変化球を得意とする球児とは球種の情報交換をすることはなかった。投球術とかの話をすることもなかったけど、思い出で残っているのは2008年の北京五輪。結果としてメダルが取れず、悔しかったけど、苦楽を共にできたのはよかった。
 これだけ続けて、体がつらいというのはよく分かる。残りシーズン、悔いを残さずにやり切って、ユニホームを脱いだらやりたいことをやってほしい。
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