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寺田、2度目ビッグタイトル 下関SG「メモリアル」優勝戦

2020年8月31日 05時00分

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ボートレースメモリアルを制し、ボート上でガッツポーズを決める寺田祥=下関で(七森祐也撮影)

ボートレースメモリアルを制し、ボート上でガッツポーズを決める寺田祥=下関で(七森祐也撮影)

 山口県・下関ボートのナイターSG「第66回ボートレースメモリアル」は30日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の寺田祥(41)=山口=がインからコンマ10のトップSタイで逃げを決め、準パーフェクトで2017年・メモリアル以来となるSG通算2回目の優勝。賞金3900万円を獲得して、同ランクはレース前の26位から4位に大きく順位を上げ暮れのグランプリ出場を決めた。2着は競り合いを制した菊地孝平、3着には新田雄史が入った。
 優勝しても寺田は喜びより安堵(あんど)の表情を浮かべた。地元のSGで断トツの人気を背負った優勝戦。「優勝しないといけない。負けたらどうしようと思った。結果を出せて良かった」。待機行動中にエンストのハプニングがあったが、冷静にエンジンを始動してインからコンマ10のS。他艇を寄せ付けずにファンの期待に応えた。
 今年は1月に徳山66周年を制し、滑り出しは上々だったが「そのあとがあまりよくなかったので、ここを目標にしてきた」。だが、ここで狙い通りに流れを引き戻した。今回手にした70号機は実績的に疑問符がつくエンジンだった。前節、優勝を飾ったもののそれまでは準優にも駒を進めていない代物。「よほどの(実績がある)エンジンを引かない限り、大きな部品を換えるつもりだった」。初日、3日目には部品を交換。最後には「足は仕上がっていた」と、機力に自信を持ってこの一番に挑んだ。
 白井英治と山口支部二枚看板。近況の実績では白井にリードを許していたが、これでSG優勝回数でも並んだ。SG初制覇は2017年・若松でのこの大会。このときも抜群の機力を生かして7戦6勝、2着1本の準パーフェクトV。今回と同じ流れ。巡ってきたチャンスをきっちり生かしての優勝だ。
 場内には地元・山口県から抽選で当選したファンが入場し拍手を送った。「なんて言ったらいいのかな。とにかくありがとうございました」。寺田が最後はファンへ感謝の言葉で締めくくった。 (土居恒明)

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