「さて、何を食べたでしょうか?」“逆質問”する茶目っ気たっぷりの笹生優花が圧巻2戦連続V…10代は史上3人目の快挙

2020年8月30日 20時34分

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トロフィーを手に喜ぶ笹生優花(代表撮影)

トロフィーを手に喜ぶ笹生優花(代表撮影)

  • トロフィーを手に喜ぶ笹生優花(代表撮影)

◇30日 女子ゴルフ ニトリレディス最終日(北海道小樽市・小樽CC)

 2日目から首位に立った笹生優花(19)=ICTSI=が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの通算13アンダーで優勝した。前々週のツアー初Vから2試合連続優勝は西田智恵子、表純子に次ぐ史上3人目。10代での2試合連続Vも宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ史上3人目。小祝さくら(22)=ニトリ=が11アンダーで2位、李知姫(韓国)と浜田茉優(24)=伊藤園、三ヶ島かな(24)=ランテック=が3アンダーで3位に入った。
 強い。前々週の軽井沢では豪打で他を圧倒した笹生が、今週は小技で勝った。賞金ランクではあっという間にトップに。10代選手がランク首位に立つのは2005年の宮里藍以来15年ぶりだ。
 雨でスタートが2時間半遅れ。「予定より道がすいてて、7時すぎにコースに着いちゃった。時間が余り過ぎた」という笹生は、3時間ほどクラブハウスの屋根の下をぶらぶらしていたという。「で、スタートで自分のアナウンスを聞いて“あぁ、トーナメントリーダーなんだな”と思った。だけど2番でダボ打ってすぐ入れ替わっちゃったじゃないですか(笑)。“ああもうリーダーじゃないや”って」。池ポチャで2打落とし、小祝に逆転を許してもまったく動じていなかった。
 4番で小祝が先にバーディーパットを沈めたが笹生も5メートルを入れ返した。6、7、9番でもバーディーを決め、再びゲームをわがものに。「でも今日はどのホールも真ん中しか狙ってないのにドライバーショットが左に左に行っちゃった」。後半9ホールは1バーディー、2ボギーの37だったが、12番では絶妙なチップインバーディー、16番では微妙な下り2メートルのパーパットを決めて、デビュー3戦目にして早くも2勝目を手中に収めた。
 「パット、あんまり得意じゃないです。普通だと思う。大事な場面? いつもと同じルーティンで、しなくちゃいけないことに集中すれば、決まる確率は上がると思います」と、あっさり。素振りの後に深呼吸を1回、ラインを見直したらすぐに打つ、というのが笹生流パッティングだとか。
 記者会見でお決まりとなった前夜の夕食について質問が飛ぶと「昨日? さて、何を食べたでしょうか?」と逆質問するちゃめっ気も。正解の焼き肉が出ると「当たり~!」と喜んだ。天真らんまんぶりでも周りを引き込む19歳の将来性と可能性は、樋口久子JLPGA顧問をして「まだまだ無限」と言わしめた。

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