豪雨に耐えたアユ掛かりだす 最大24センチ超、いい人20匹超

2020年8月29日 11時34分

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ぽつぽつ掛かっていた飛騨川カントリークラブ裏

ぽつぽつ掛かっていた飛騨川カントリークラブ裏

  • ぽつぽつ掛かっていた飛騨川カントリークラブ裏
  • 益田川で掛かりだした24センチのアユ
  • 3メートルも川床が掘れた南飛アスコン裏の益田川
岐阜・下呂市益田川
 7月豪雨で川沿いの国道41号が崩落、土砂が大量に流れ込むなど多大な被害に遭った岐阜県下呂市の益田川(益田川漁協管内)。大増水&白濁化でアユは全滅かと思われた。しかし、お盆を過ぎてほぼ平水に戻って濁りも取れると、なんと掛かりだしたのだ。アユはけなげにも2カ月近く耐え忍んでいた。今は最大24センチ超、数はいい人で20匹超。魚影は濃いとはいえないが、今後は大型狙いに期待したい。 (東絛敏明)
 増水時、アユはどうしているのか? 地元の年配者に聞くと、増水を察知すると砂を食べておなかにためて体を重くし、水位が上がるとそれにつれ岸に近づいて木の根や幹元、小枝の茂みなどに頭を突っ込んでしのいだり、ヤナギなどの葉を口にくわえたりして流されまいと耐えるそうだ。
 盆明けに掛かりだしたアユは、2カ月近く食べるものが少なかった影響で細かった。それがお盆以降2週間ほどが過ぎてコケも良く付き、はむことができるようになると、ぷりぷりの魚体も多く見えるようになった。
 26日には益田橋上流右岸の瀬の深み(ヤナギ沿いのヘチ)で24センチ超がヒットした。釣り人は下呂市の田口忠さんで、竿9メートル、道糸ナイロン0.3号、7.5号4本イカリに天野式背針仕掛け。午前7時に始め、17センチが掛かってその後にヒットした。田口さんによると、前日(25日)、ヤナ(飛騨はぎわら観光ヤナ。休業中)前で20センチ前後を17匹掛けた人がいたという。
 そのほか、漁協によると、25日午前10時~午後6時、飛騨川公園下流で16~22センチ26匹、24日は上呂えん堤下流で16~23センチ26匹、23日は下呂総合庁舎裏で18~23センチ15匹、22日はケーズデンキ下呂店裏で18~23センチ29匹などの釣果があった。
 漁協関係者に豪雨の影響を聞いた。2カ月近く濁りが取れず、上呂のえん堤にあった消波ブロックは7、8キロ下流の下呂温泉まで流され、同えん堤下流の川床は3メートルほど掘れ、川筋が至るところで変わったという。今後は、30日で網が解禁するが、友釣り専用区(後述)などで楽しんでほしいという。現在の水位は約20センチ減だが、今後、夕立や雨などが軽く続けば、淵などにたまっているアユの群れが動いて活性化するかも。さらに25センチ超がヒットすることもある。
 日券2500円、75歳以上、25歳以下、女性、障害者は1500円、高校生以下は無料。(問)益田川漁協=(電)0576(52)1035
 ★友釣り専用区と、その網入れ日時
 ◇9月13日午前9時
(1)岩崎橋~栃洞橋上流200メートルまでの3.2キロ(工事と災害で岩崎橋~としちゃん食堂上流の橋まではできない)
(2)益田橋から上流150メートルまで
(3)はぎわら大橋から瀬戸ダム付近までの3.5キロ
(4)下呂大橋下流~六見橋上流までの700メートル
(5)デイリーヤマザキ小川店上流200メートルから下流へ500メートル
 ◇14日
(6)中山橋下流の軍艦岩から下流カフェレストナカヤマ跡下の大烏帽子岩までの700メートル(焼石河原)
◇22日午前9時
(7)朝六橋淵尻から益田川合流点までの150メートル
(8)竹原発電所から益田川合流点までの1キロ
(9)田口おとり店裏の上下280メートル
(10)久野川合流点から下流750メートル
 ◇12月31日
(11)竹原川合流点の淵下流から不動橋上流の瀬頭までの800メートル

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