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阿部自力V望みつなぐ決勝打 得意の右打ちに与田監督「らしい打撃」

2020年8月29日 06時00分

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阿部が右中間に二塁打

阿部が右中間に二塁打

◇28日 巨人3-5中日(東京ドーム)
 アベの一打で連敗を止めた。中日の阿部寿樹内野手(30)が28日に行われた巨人戦(東京ドーム)で、同点の7回1死一、二塁で右中間へ勝ち越しの2点二塁打。そのまま5―3で逃げ切り、負ければ自力Vが消滅する瀬戸際で踏みとどまった。首位たたきで再び上昇気流に乗る。
 下半身にグッと力を入れ、生きる道をバットで表現した。「ゲッツーだけは避けたい。右打ちだと思いました」。同点の7回1死一、二塁。巨人・鍵谷の外角への変化球をたたく。打球は右中間を破った。一走の高橋までかえす、決勝の2点適時二塁打となった。
 右打ちはプロ入りを果たし、レギュラーへとのし上がるために特化させた武器だった。「タバタさんがいなければ今の自分はないと思います」。振り返ったのは社会人のホンダ時代。「おまえは右方向へいい打球が飛ぶ」。伝えてくれた先輩は2012年から3年間にわたり社会人の侍日本代表で主将を務めた多幡雄一さん。「特徴のなかった自分が方向性を決められました」。プロ入りに通じる道しるべを得たという。
 試合前の練習では栗原打撃コーチの指導で、バランスボールを両足で挟んでティー打撃に取り組んだ。「上半身が突っ込んでいたので取り入れました」。打撃の基本は下半身。全ては逆方向への打撃を生かすためだ。6回1死でも打球は右方向。先発・田口の内寄りのチェンジアップをすくい上げ中越え二塁打。同点のきっかけをつくった。
 チームきっての仕事人だ。決勝打は4度目でビシエドに並ぶチームトップタイ。与田監督は「阿部らしいバッティングというか、粘り強いバッティングができたのではないかと思います」とねぎらった。

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