現場で感じた課題解決へ 浜松の若手消防職員が発表

2020年8月29日 05時00分 (8月29日 05時02分更新)
課題解決のアイデアを発表する山村遼さん=浜松市消防局で

課題解決のアイデアを発表する山村遼さん=浜松市消防局で

  • 課題解決のアイデアを発表する山村遼さん=浜松市消防局で
 消防や救急の現場で感じた課題解決に向けて発案する「浜松市消防職員意見発表会」が二十八日、同市中区の消防局で開かれた。市内の七消防署で活動する十、二十代の若手職員八人が緊張しながらも、練ったアイデアを披露した。
 初めに登壇した南消防署白脇出張所の消防士山村遼さんは「学ぼう!救命ロード」と題し、体験談から救急車が出動した際の一般車両の交通ルールの徹底に向けて提唱した。
 「心肺停止の乳児をすぐ病院に搬送しなくてはならない中、渋滞でなかなか前に進めなかった」と振り返った上で、救急車への道の譲り方を動画にまとめて、会員制交流サイト(SNS)や動画配信サイトで発信することを提案。「中高生や免許証取得者にDVDを見てもらうことで、意識付けを徹底したい」と力を込めた。
 他にも、出動が増加している救急隊員の充実や、消火器がある場所を掲示板で周知を図る案が出ていた。市危機管理監、消防長ら八人が問題意識や説得力を審査した。最優秀賞に選ばれた一人は、来年一月に沼津市で開かれる県消防職員意見発表会に出場する。 (高島碧)

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