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夏リンゴ 甘いんです 松川町・なかひら農場が新品種

2020年8月28日 05時00分 (8月28日 11時49分更新)
リンゴ新品種「甘い夢」を紹介する中平さん=飯田市の県飯田合庁で

リンゴ新品種「甘い夢」を紹介する中平さん=飯田市の県飯田合庁で

 松川町大島の農業生産法人なかひら農場は、わせリンゴの新品種「甘い夢」の販売を始めた。「夏のリンゴは甘くない」とのイメージを打ち破る、リンゴ品種の中では特に高い一八度前後の糖度があり、酸味は少ないという。
 甘い夢は、二十二年にわたり同農場を経営する傍らリンゴ品種の開発も研究する中平(なかだいら)義則さん(45)が二〇一七年に種苗登録した。「つがる」が母樹となる交雑実生の品種で、この夏から本格的な収穫が可能になった。
 甘い夢は熟してくると果皮が赤く色づきだし、日焼けにも強い特徴がある。中平さんは近年の異常気象の連続に「リンゴ栽培の南限とされる伊那谷では、既存のリンゴ品種は栽培しにくい状況になっている。晩生種は台風による落果も心配だが、甘い夢は台風シーズン前に収穫できるのも魅力だ」という。
 中平さんは多くの農家に甘い夢を栽培してもらおうと、苗木を分けている。また「多くの人に甘い夢のおいしさを知ってもらおう」と、なかひら農場売店で果実の販売も始めた。五、六玉入りの一袋(約一・三キロ)で五百円(税込み)のほか、ジャムやジュースも扱っている。生果の販売は九月中旬まで。(問)なかひら農場=0265...

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