白山手取川ジオパーク ユネスコの認定へ 現地2次審査開始

2020年8月28日 05時00分 (8月28日 10時15分更新)
委員に山頂から望む手取川扇状地を紹介する地元観光ガイド(右)=白山市八幡町で

委員に山頂から望む手取川扇状地を紹介する地元観光ガイド(右)=白山市八幡町で

  • 委員に山頂から望む手取川扇状地を紹介する地元観光ガイド(右)=白山市八幡町で
 ユネスコ世界ジオパークの認定を目指す、白山市の「白山手取川ジオパーク」の現地審査が二十七日から、三日間の日程で始まった。市などでつくる白山手取川ジオパーク推進協議会の関係者が、審査を担当する日本ジオパーク委員会(東京都)の委員に市内の自然が持つ国際的な価値をアピールした。結果は十月下旬に決まる。
 白山手取川ジオパークは、市全域をエリアとした自然公園。世界認定に挑むためには、日本ジオパーク委員会から国内推薦を得る必要がある。今年六月にオンラインで行われた一次審査は通過した。
 二次審査では、委員三人が市内を訪れ、一人がリモートで参加。初日のこの日は、協議会メンバーが手取川をはじめとする水の循環や出土した化石の国際的な価値を紹介。手取峡谷など自然の保全、市立博物館における資料の展示方法、地元ガイドの養成状況なども説明した。
 白山手取川ジオパークの最大拠点の一つ、獅子吼(ししく)高原(同市八幡町)では、山頂から見下ろす手取川扇状地の地形を絶景とともに紹介した。委員らは「川の流路から白山市の姿がよくわかる」と感想を語った。
 副委員長の宮原育子・宮城大名誉教授は「市内を流れる水の循環は、乾燥地帯の国から見ればかなり価値がある」と評価。国内推薦については「可能性は大きいのでは」と述べた。 (都沙羅)

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