東豊太鼓(駿河区) 老若男女の絆が魅力

2020年8月27日 11時44分 (8月27日 11時45分更新)
和太鼓を演奏する東豊太鼓の児童ら=静岡市駿河区の東豊田小で

和太鼓を演奏する東豊太鼓の児童ら=静岡市駿河区の東豊田小で

  • 和太鼓を演奏する東豊太鼓の児童ら=静岡市駿河区の東豊田小で
 静岡市駿河区の東豊田学区の祭りを中心に、県内外で和太鼓の演奏を披露している。親子向けの体験教室を続け、伝統芸能の継承にも力を注ぐ。
 和太鼓を通じた子どもの育成と地域活性化を目指し、二〇〇五年に発足した。学区では奉納太鼓や宮太鼓が古くから伝わり、幼いころから祖父に学んだ総監督の山本祐司さん(45)は「地域として和太鼓文化が根付いているからこそ、団体を立ち上げた」と振り返る。
 幼児から社会人までの二十五人で構成。結成当初は児童向けの太鼓クラブだったが、現在は社会人になっても活動を続けているメンバーも多い。小学五年から参加する望月亮さん(21)は「一体感を感じられて気持ちいい」、小学四年から続ける紙谷吏矩(りく)さん(19)は「大きな会場での演奏ではスポットライトが当たってスター気分を味わえる」と魅力を語る。
 コンセプトは「聞いて楽しい、見て楽しい」。息が切れるほどの激しい演奏中でも、笑顔を絶やすことはない。「老若男女、誰でも一つになれて絆を感じられるのが魅力」と山本さん。リーダーの伊佐野湖鳥さん(21)は高校時代に演奏を見て、「自然な笑顔で本当に楽しんでいる印象があり、あこがれて加入した。真剣にワイワイやれ、ストレス解消にもなる」と話した。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、演奏の場は激減。出演予定だったイベントはすべて中止になった。今月からは感染防止対策をしながら体験教室を開く。練習も週に一度、再開した。山本さんは「和太鼓は音の振動を感じられるのが一番いい。はやく生演奏を届けられるようになってほしい」と願う。
 メンバーを募集している。(問)東豊太鼓=tohotaiko.info@gmail.com (広田和也)

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