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選管が不正、証拠次々 ベラルーシ大統領選

2020年8月27日 05時00分 (8月27日 05時01分更新)
 【モスクワ=小柳悠志】ベラルーシ大統領選での現職ルカシェンコ氏の六選を巡り、開票所で票が入れ替えられた場面の録画映像など「不正選挙」の証拠が相次いで明るみに出ている。
 現地の独立系メディアによると、首都ミンスクの投票所の録画映像では、開票後に対立候補チハノフスカヤ氏の票の束が多いのを確認した選管当局の男性が「こちらがルカシェンコ氏の票だ」と職員に示し、両氏の票数を逆転させていた。
 開票結果を確認する署名を拒み、「もう選管で仕事はできない」と親族に電話した後で行方不明になった立会人の男性(29)は、三日後に川で遺体で見つかったとされる。
 選管は対立候補の脅迫にも加担。チハノフスカヤ氏は政権からの圧力を避けて隣国リトアニアに逃れた直後、「市民は選挙結果を受け入れて」との動画メッセージを発表していたが、中央選管の委員長室で治安当局に脅迫されながら録画されていたことが判明。選管委員長も「私が彼女を当局に引き合わせた」と認めた。
 選管発表はルカシェンコ氏が八割、チハノフスカヤ氏が一割の票を獲得したとしているが、選挙監視団体「声」は、全投票所の約17%を調査し、そのうち三割で不正があったと発表し...

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