コロナ差別防止へ 浜松市が「シトラスリボン運動」参加を表明

2020年8月27日 05時00分 (8月27日 05時02分更新)
手作りのシトラスリボンとロゴマークの入った缶バッジ

手作りのシトラスリボンとロゴマークの入った缶バッジ

  • 手作りのシトラスリボンとロゴマークの入った缶バッジ
  • 組みひもで作ったシトラスリボンを身に着ける市職員=浜松市役所で
 新型コロナウイルス感染者らへの差別や偏見をなくすため、浜松市は二十六日、差別防止啓発活動「シトラスリボンプロジェクト」に参加すると表明した。「地域・家庭・職場(学校)」を表す三つの輪がある黄緑色のシトラスリボンを身に着け、誰にでも思いやりの心を向けられる意識をアピールしていく。 (坂本圭佑)
 同プロジェクトは愛媛県の有志が立ち上げ、全国に広がりを見せている。シトラスリボンやそのロゴマークを身に着けることで、感染者やその家族、治療に当たる医療従事者らへの差別や偏見に反対する意思を示す。黄緑色は愛媛特産のかんきつ類をイメージしたという。
 浜松市では、まずは市職員に参加を呼び掛け、シトラスリボンやロゴの入った缶バッジを身に着け、来庁者らにPRする。市ホームページで手作りのリボンの作り方などを動画で紹介するほか、学校や企業、病院などへもプロジェクトを説明し、賛同の輪を広げる。
 市によると、市内の新型コロナに関連する差別などの件数や具体的な内容は把握していないが、担当者は「深刻な状況と捉えている」と説明する。鈴木康友市長は同日の定例会見で「いつ誰が感染するか分からず、啓発していくことが重要。批判する本人も明日はわが身と考えて、温かい心で接していただきたい」と呼び掛けた。
 缶バッジはプロジェクトに賛同する市民団体「こまたす推進プロジェクト」(浜松市)が製作し、一個百十円で販売。一個あたり十円を市の新型コロナウイルス感染症対策基金に寄付する。(問)こまたす推進プロジェクト=053(489)4660

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