夏山常駐42日間任務完了 北ア南部のパト隊、解隊式

2020年8月26日 05時00分 (8月26日 11時37分更新) 会員限定
県旗を返還する吉田隊長(左)=安曇野署で

県旗を返還する吉田隊長(左)=安曇野署で

  • 県旗を返還する吉田隊長(左)=安曇野署で
 夏山シーズンに北アルプスでの遭難防止活動などに携わる県山岳遭難防止対策協会の「夏山常駐パトロール隊」北ア南部地区の解隊式が二十五日、安曇野署であり、九人の隊員が四十二日間の活動を報告した。北ア北部地区は来月二日に解隊する。
 式には隊員ら二十人ほどが出席。吉田英樹隊長(65)が山岳遭難の概況を報告した後、期間中、拠点とした涸沢山岳総合相談所に掲揚していた県旗を県遭対協へ返還した。
 今季、南部地区では隊員十四人が七月十五日から八月二十五日まで遭難救助や遭難防止活動に当たった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、遭難者に接触しての救助活動や、山小屋に泊まってのパトロールは取りやめた。救助ヘリの誘導や救助時の搬送ルートの確保など、主に後方支援を担ったという。
 吉田隊長は「活動はかなり制約を受け、隊員の中にはもどかしく感じた者もいたが、隊員の感染もなく終えられることができた」とホッとしていた。県遭対協防止対策部の田中達也部長は「新型コロナの影響など前例のない条件のなか、常駐隊としてやり遂げていただいた」とねぎらった。
 今年は新型コロナの影響で登山者が減り、遭難件数も大幅に減少。県警山岳安全対...

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