おしぼりで拭え感染不安 業者と飲食店、除菌力発信

2020年8月26日 05時00分 (8月26日 05時01分更新) 会員限定
おしぼりの除菌効果をPRする掲示=名古屋市東区のフランス料理店「ボン吉」で

おしぼりの除菌効果をPRする掲示=名古屋市東区のフランス料理店「ボン吉」で

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 新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店の客足の落ち込みが長期化し、東海地方のおしぼり業者が打撃を受けている。おしぼりは飲食業界の景気の「バロメーター」だが、納品先の閉店が相次ぎ、愛知県独自の緊急事態宣言が明けた後も客の戻りは不透明だ。業界団体は、飲食店の売り上げ回復に少しでも貢献しようと、おしぼりが持つ除菌効果のPRに力を入れている。
 「もう、店を閉めることにしました」
 名古屋市を中心に愛知県内や岐阜、三重両県の一部地域で布おしぼりのレンタル事業を手掛ける「アトラスジャパン」(同市港区)には三月以降、百店以上の飲食店から閉店の連絡が入っている。「しばらく取引を止めたい」、「客の戻りが読めないので紙おしぼりに変更したい」といった依頼は数十件に上り、連絡がないまま閉店し、看板が変わっていた店舗もあった。
 一九六三年創業で業界大手の同社のおしぼりは、殺菌に加え、抗菌処理を施した清潔さが売り。取引先は喫茶店や居酒屋、定食屋など五千店以上に上り、同市中区の繁華街・錦三(きんさん)のクラブやキャバクラといった「夜の店」が千店を占める。
 ただ、政府の緊急事態宣言の影響があった四〜五月のおしぼり部門の...

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