地蔵参り 子どもはお留守番 加賀・別所温泉 役員のみで法要

2020年8月25日 05時00分 (8月25日 10時45分更新)
岩に彫られている地蔵の前で執り行われた法要=加賀市別所町の別所温泉で

岩に彫られている地蔵の前で執り行われた法要=加賀市別所町の別所温泉で

  • 岩に彫られている地蔵の前で執り行われた法要=加賀市別所町の別所温泉で

 加賀市別所町の別所温泉で二十四日、湯の元地蔵参りがあり、同町子ども会の役員六人が参加した。
 地蔵は高さ一・五メートルほどの岩に彫られている。岩は江戸時代以前、町内の農業用水路の橋として使われていたとされる。田畑を検分する役人を乗せた馬がこの橋を渡ろうとしなかったため、年貢を多く取り立てられずに済み、農民らが、岩を立てて信仰したという話が残っている。
 ただ、岩に地蔵が彫られた時期は分かっていない。別所温泉が開設された五十年ほど前、現在の場所に移された。
 例年、地蔵盆に合わせ、町内の子どもたち四十人ほどが地蔵参りをする。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、規模を縮小し、役員のみで法要を営んだ。
 同会の斉官篤志会長(45)は「新型コロナウイルス感染拡大の状況の中、疫病が早く収まるよう願いを込めた。来年は子どもたちと一緒にできたら」と話した。 (坂麻有)

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