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横田滋さんに見てほしかった…拉致被害者の救出を…映画「めぐみへの誓い」完成で出演者ら思い語る

2020年8月24日 18時54分

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映画「めぐみへの誓い」の完成披露舞台あいさつを行った(左から)小林麗菜、安座間美優、坂上梨々愛、菜月、原田大二郎、石村とも子、大鶴義丹、仁支川峰子

映画「めぐみへの誓い」の完成披露舞台あいさつを行った(左から)小林麗菜、安座間美優、坂上梨々愛、菜月、原田大二郎、石村とも子、大鶴義丹、仁支川峰子

 横田めぐみさんら拉致被害者の救出を世界に訴えかける映画「めぐみへの誓い」(野伏翔監督、公開未定)の完成披露試写会が24日、東京・永田町の憲政記念館で行われ、出演した原田大二郎(76)、石村とも子(62)、大鶴義丹(52)、菜月(20)らが出席した。
 同作は2014年から政府主催で上演された舞台「めぐみへの誓いー奪還ー」を映画化。総合プロデューサーの松村譲裕さん(53)が製作資金をインターネット上でクラウドファンディングで募り、21日まででのべ約4600人から計6400万円余りの支援が寄せられた。今後は全国各地でのクラウドファンディングの出資者に対する試写会を行い、来春をメドに劇場公開とネット配信を目指す。松村さんは公開の目的について、「拉致被害者の奪還、被害者の帰国です。風化させるつもりはない!」と力強く宣言した。 
 舞台版から引き続き原田はめぐみさんの父・滋さんの役を、石村は母・早紀江さんの役を演じている。滋さんは今年の6月5日に死去。原田も石村も生前親交があったというが、原田は「かなり前から覚悟はしてたけど、訃報が飛び込んできて目の前が真っ暗になった。これから滋さんの代わりに僕のできることをやっていかなければと強く感じました」と遺志を継ぐことを誓った。
 石村は「もうちょっと頑張って、ここに見に来ていただきたかった。残されたご家族のためにも、なにがなんでも(被害者を)取り戻すという意志を持ち続けていたい」と涙した。
 めぐみさん役を演じた菜月は、「完成した映画を見たのは初めて。めぐみさんの笑顔を取り戻したいし、拉致された人みんなに日本に帰って来てほしいと思う」と作品に込めた思いを明かした。
 拉致に関わったスパイ役を演じた大鶴は、「戦後最大ともいえる悪役でありながら、歪んだ国家責務に身を捧げたことを表現しないと(劇中での)役割を果たせないと思った。横田めぐみさんの事件を知っている年代なのでこの役を演じるのは複雑だった」と胸中を吐露した。

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